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名も無き人々の言霊 4

名も無き人々の言霊 4

古本聡

ネットの雑誌や新聞記事で見かけた、極々普通の人たちによって語られた印象深い言霊を紹介しようと思います。

今日は、私のロシアの友人の言葉です。ロシア人って、酒を酌み交わしながら人生論を語るのが大好きな人たちでね。こういう表現をうまくまとめるんですよ。何となく納得させられちゃうんです。それが酒の席やプライベートでの話の中だけだったらいいんですが、仕事で失敗した時や、大事な約束を違えた時も同じような口調で巧妙にシレェ~っと逃げるんですよね・・・。まったく、反りが合わないんですけど、愛すべき人たちだなぁ、と思います。


Та стена, которая казалась мне вообще непреодолимой в начале моей карьеры,
в некотором возрасте мне стала казаться лестницей.
Только её каждая ступень была так высока…
That wall which had been seemed to me unovercomable at all In the beginning of my career,
At my some age began to seem to me simple stairs,
Just with every step so high…
仕事を始めたばかりの時は何もかもが越えようのない壁に思えたけど、
ある年齢になってふと見ると、
なんだ、ただの階段じゃないか、って思えるようになった。
ただ、その一段一段は随分高かったけどね。
(英訳・和訳 by 古本聡)
確かに、仕事ってそんな面がありますよね。ある程度上まで登らないと全体が見渡せないっていうか、ある程度続けてみないと本当の意味がわからないっていうか・・・。 それでは、また良質な言霊を探してきます!




【筆者プロフィール】 古本 聡(こもとさとし) 1957年生まれ 脳性麻痺による身体障害1種1級 旧ソ連で約10年間生活。内5年間を現地の障害児収容施設で過ごす。 18~24歳の間、障害者運動に加わり、障害者自立生活のサポート役としてボランティア、介助者の勧誘・コーディネートを行う。 大学卒業後通訳・翻訳会社を設立、2019年まで運営。 2016年からユースタイルカレッジの重度訪問介護従業者養成研修統合課程での実習/講話を主に担当。 現在はユースタイルラボラトリー社員。 妻、娘の三人家族。