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今日の名も無き人々の言霊 8

今日の名も無き人々の言霊 8

古本聡

ネットの雑誌や新聞記事で見かけたり、実際に聴いたりした、極々普通の人たちによって語られた印象深い言霊をご紹介しています。 今日は、「T-34」という題名の、比較的新しいロシアの戦争映画に出てきたセリフです。 まぁ、脚本家が書いた言葉ですから、「名も無き人々の言霊」とは、厳密には呼べないかもしれませんが、脳裏に残ったので紹介してしまいましょう。

  Не смотри в прошлое с тоской.
Оно не вернется.
Мудро распорядись настоящим.
Оно твое.

Don’t look back at the past with the feelings of nostalgia
It’s not coming back.
Wisely manage the present.
It is in your hands.

過去を振り返ってノスタルジーに浸ってもどうしようもない。
過去は二度と戻ってこないのだから。
それより今という時間を上手に、有意義に使った方が良い。
今があなたの手の中にある内に。
(英訳・和訳 by 古本聡)

「時間は所有するものだ」という考え方を欧米人は持っている、と以前何かの本で読んだことがあります。日本人にはない概念だそうです。彼らが私たちと比べて、時間に追われない生活を送るのは、そういう考え方がベースにあるからかもしれませんね。

それでは、また次回、心に残る言霊を探してきます!

【筆者プロフィール】 古本 聡(こもとさとし) 1957年生まれ 脳性麻痺による身体障害1種1級 旧ソ連で約10年間生活。内5年間を現地の障害児収容施設で過ごす。 18~24歳の間、障害者運動に加わり、障害者自立生活のサポート役としてボランティア、介助者の勧誘・コーディネートを行う。 大学卒業後通訳・翻訳会社を設立、2019年まで運営。 2016年からユースタイルカレッジの重度訪問介護従業者養成研修統合課程での実習/講話を主に担当。 現在はユースタイルラボラトリー社員。 妻、娘の三人家族。