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今日の名も無き人々の言霊 9

今日の名も無き人々の言霊 9

古本聡

ネットの雑誌や新聞記事で見かけたり、実際に聴いたりした、極々普通の人たちによって語られた印象深い言霊をご紹介しています。

今回は、人間関係についての言葉です。ここにもロシア人独特の世界観があるように思います。許すことと妥協することは、日本人にとって意味的に時に非常に近いことなのかもしれません。でもロシア人は、この二つを完全に分けて考えるようです。それが最も明確に表れるのが外交問題や交渉事なのです。

Прощение и примирение – разные вещи.
Прощать нужно всегда и всех,
А вот мириться нужно далеко не со всеми.

To forgive and to compromise are different things.
You should forgive always and everyone,
But you need to compromise with far not everyone. 

許すと妥協することは、全く別の事柄だ。
許すのは、何時でも誰にでもそうすべきだが、
妥協の方は、決して誰とでもしていいものではない。
(英訳・和訳 by 古本聡)

この考え方で他国の人にもグイグイ迫るから困ったものなんですよね・・・。

それでは、また次回、心に残る言霊を探してきます!

【筆者プロフィール】 古本 聡(こもとさとし) 1957年生まれ 脳性麻痺による身体障害1種1級 旧ソ連で約10年間生活。内5年間を現地の障害児収容施設で過ごす。 18~24歳の間、障害者運動に加わり、障害者自立生活のサポート役としてボランティア、介助者の勧誘・コーディネートを行う。 大学卒業後通訳・翻訳会社を設立、2019年まで運営。 2016年からユースタイルカレッジの重度訪問介護従業者養成研修統合課程での実習/講話を主に担当。 現在はユースタイルラボラトリー社員。 妻、娘の三人家族。