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今日の名も無き人々の言霊 14

今日の名も無き人々の言霊 14

古本聡


今日は「やる気」を出させる言葉です。
古今東西、この手の言葉は数えきれないくらいあるでしょうね。

先日、アニメのドラえもんをボーっと眺めていたら、ドラえもんがのび太に、「そんなに悩むんだったら、一つでもいいからやってみなよ」と言っていましたし、TVドラマでは主人公も女性が、「したいで終わらせない。やってみる!」と叫んでいました。人って大体は腰が重いようですね。初めてやることには躊躇する癖があるみたい。

ロシア人は、というと、私の勝手な個人的認識では、ぶっ壊すのは大得意。けれども、新しいことを始めるとなると、ああでもない、こうでもないという議論になってしまい、結局は、「なるようにしかならんさ」という諦めに落ち着いてしまって初動が遅れてしまう傾向があると思います。
ソ連崩壊直後、当時のエリツィン大統領の下でショーヒン経済相が綿密な市場経済への移行計画を練り上げましたが、議論に2年もかかってしまい、しかも計画内容がグダグダに。やっと計画が実施に移された時には、エリツィンの気が変わって頓挫。その時ショーヒンさんが言った言葉が有名になり小話のネタにもなりました。その言葉とは、「今度こそは国を良くしようと努力しても、いつも元の木阿弥。この歴史は何回繰り返されるのだろう」、というものでした。
私たちの国では、どうでしょうね・・・。




Действуй.
Иначе сегодня опять
Ничего не изменится.

Act.
Otherwise today again
Nothing will change.

先ずは行動せよ。
さもなくば、今日もまた
何も変わらない。



それでは、また次回、心に残る言霊を探してきます!

【筆者プロフィール】
古本 聡(こもとさとし)
1957年生まれ 脳性麻痺による身体障害1種1級
旧ソ連で約10年間生活。内5年間を現地の障害児収容施設で過ごす。
18~24歳の間、障害者運動に加わり、障害者自立生活のサポート役としてボランティア、介助者の勧誘・コーディネートを行う。
大学卒業後通訳・翻訳会社を設立、2019年まで運営。
2016年からユースタイルカレッジの重度訪問介護従業者養成研修統合課程での実習/講話を主に担当。
妻、娘の三人家族。