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土屋訪問介護事業所主催 連続学習会のお知らせ

土屋訪問介護事業所主催 連続学習会のお知らせ

吉岡理恵



土屋訪問介護事業所は、重度訪問介護をメインとしつつ、ケアを必要とする全ての人に必要なケアを届けたいという理念を、全国の事業所のスタッフ一人一人が愚直に遂行しています。この遂行過程において、いつでもやる、どこでもいく、なんでもやる、という姿勢が私たちの身に染みついているのですが、この重度訪問介護を事業として今後も継続して運営していくためには、この事業がどういう背景で成り立ち、どういう方々がこれまで関わってきたか、そして日本の重度訪問介護の一端を担う私たちに今後社会が何を求めているのかを学習する機会が必要だと思いました。
各地のヘルパーさんたちと話をしていると、世の中にはびこる権威や見栄というものに重きを置かず、一人の人間として、助けが必要な人をただ助けているという真っ直ぐな個人がそこにいるという爽やかな感覚を抱きます。ヘルパーさんたちの純粋な思いと行動は敬服するばかりですが、ふと我に返ったヘルパーさんたちが時に空虚な目になることがあります。そんなヘルパーさんたちの話を聞いていると、虚しさの原因が、忙殺されるケア現場での関わり合いの中で、 ヘルパーさんたち自身が今自分がしていることに対する価値を見つめたり、見出す機会を逸してしまっていることにあるのではないかと思いました。
この重度訪問介護が今後もブラッシュアップしながら存続していくためには、当事者の方々の声だけでなく、ケアの担い手であるヘルパーさんたちの揺るぎない覚悟も必要になります。その覚悟がどこから生まれるのかを考えた時に、この事業そのものへの深い理解からなのではないかと思いました。理解は学習から生まれるものであり、それなら学習の機会を作ろうと、この度東京と関西で全十回の連続学習会の開催を企画いたしました。
第一回は、札幌から東京に安積遊歩さんをお招きし、優生思想と自己肯定、というタイトルで講演いただきます。命を授かった一人の人間である私たちが、自分と社会と人とともに生きるとは、安積遊歩さんと一緒に学びの機会を得たいと思います。 ※なお、各回の詳細は決定次第随時このウェブサイトにてお知らせいたします。