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よきリーダー6

よきリーダー6

杉隆司(大阪エリアマネージャー)




一言でリーダーといっても色々なタイプがあると思います。

幼少期では遊びの中心になる子がそうでしたし、学生時代の部活動では大体キャプテンがその役割を担い、社会に出ると会社の社長や直属の上司がその位置になるでしょうか。
リーダー資質を持つ人は人を率いる力、成長させる力、支える力など様々な能力を兼ね備えている人が多く、同時にとても魅力的で頼もしい人物に見える気がします。

私は歴史が好きなのでその分野で例えますと、当時の戦国大名、名のある武将は皆全てリーダー資質を有する存在です。一つ判断を誤れば隣国に侵略される為、家臣や領民を守る為にも情報を収集分析し多くの事を決断する。外部と交渉もすれば人材育成も行う。下剋上を防ぐ意味でも家臣の不満を解消する為に耳を傾ける。国を富ませ、領民が離散しないよう求心力を高める為に政策(治水や開拓)を打ち立て実行する。時代とスケールが違い過ぎるのでそのまま参考には出来ませんが、組織を作り上げる為の基本は同じだと思います。

その時々のタイミングで求められる資質は色々とありますが、今の仕事である重度訪問介護=土屋訪問介護事業所で必要かな?と感じる良いリーダー像を想像してみました。

全国各地で支援エリアは拡大しスタッフも増員している中で、最低限必要とされる能力は導きまとめる統率力。ただ個人的に重要視し強く意識することは、視野を広く持つ、自ら考えて行動に移す、そして人を大事にする事です。

利用者さんに対して1つ1つのケアを丁寧に対応する事はとても大切ですが、単に作業として行うのでは 1+1=2 でしかありません。当然2にする事は大切なのですが期待値以上の答えは出てきません。3にするには?5になるのか?10には出来ないだろうか?といった付加価値を考えたり、より満足して頂く為には?という視点を持つ事で、作業する事から新しいアイデア、気付きが生まれる可能性が生じます。それは目の前の当事者様には関係ない事でも、他現場でのご利用者様や所属のグループ全体、引いては会社全体に役立つ事かもしれません。後は想うだけで終わらずにこの考えを声に出したり実践して初めて意味を成します。

ここで注意しなければいけないのが個人で行える内容であれば特に影響は生じませんが、他のスタッフや全体が絡むのならば実践する時に配慮する余裕をもって欲しい事です。良かれと思って動くことが自己中心・ワガママと受け止められる事もあるからです。どのみち行動するならば1人より2人、2人より3人で動いた方が行動量も成果も増えます。1人の力と行動量は限りがありますので、それならば多くの方の力を借りる為にも、可能な限り1人1人と共有し合える関係を築く事は大事だと思います。

この仕事は現場主体であり、私自身も直行直帰・個々対応で孤独感を感じる事も本当に多くありました。ただ今は1つの集団はとして全員で前に進んでいる事を少しでも実感して頂ける様に、また1人でも多くのスタッフの皆さんと同じ方向を向き、長く安心して勤務頂ける会社となる様に環境整備に努めたいと考えています。

“目標を掲げ、士気を高め、問題解決し前に進む”この言葉は前職の営業の世界でよく耳にし体に染みつき消化しました。併せて“視野を広く、自ら動く、人を大事に”自らイメージした人物像に少しでも近付ける様に努力を続けたいと改めて思います。


杉隆司
プロフィール

土屋訪問介護事業所おおさか エリアマネージャー。福井県出身。大阪体育大学体育学科卒業。保健体育教諭を目指すも畑違いの金融関係の営業職に就く。約10年間現場営業、その後管理者を経て40歳を境にユースタイルに入社。約10か所の現場を担当した辺りからコーディネーター、マネージャー職を担当する。 亡父がパーキンソン病疾患で母が長期間在宅介護をする姿を見続け、在宅介護の必要性、対応ヘルパーの数の少なさを強く感じたところから、未経験ながら転職し現職に至る。趣味は歴史全般、時代劇(鬼平犯科帳、暴れん坊将軍)、大河ドラマ。