ニュース&ブログ

RUN’s土屋 第一回名古屋ウィメンズマラソン

RUN’s土屋 第一回名古屋ウィメンズマラソン

吉岡理恵




大会名:第一回名古屋ウィメンズマラソン
参加日:2012年3月11日
タイム:4時間58分05秒(フル)

エントリーは女性のみ、完走賞の一つがティファニーのペンダント、制限時間7時間、という初心者女性ランナーには魅力的なポイントがたくさんつまった大会でした。私が参加したのは第一回。東日本大震災の丸一年後に開催された本大会では、犠牲者のご冥福をお祈りし参加者全員で黙祷を奉げ、スタートラインに立ちました。ロンドン五輪女子マラソンの最終選考会も兼ねていた本大会では、日本のトップランナーたちと同じコースを同じ日に走れるという名誉もついていました。とはいえトップランナーと順位の後半を固く守る私がすれ違うことができるのはコースをみると2回です。

1回目はあっという間に過ぎました。私がスタートして4~5km過ぎたころ、走行12~3kmのトップ集団が走り過ぎ去った、という感覚でした。そして2回目、私は野口みずき選手としっかりすれ違うことができました。自分自身では、野口選手と目も合ったと自負しており、心の中で野口選手に頑張れーと叫ぶこともできました。それにしても野口選手をはじめとするトップランナーたちは驚異的でした。42.195kmという距離を、「ラン」ではなく「ダッシュ」していた、という感じです。私程度のランナーは、歩くと走ることの歩く寄りの速度になってしまうのですが、それでもフルマラソンという距離は長いです。それをダッシュで駆け抜けるとは、人間ってすごいな~と思った瞬間です。

私が野口選手とすれ違ったとき、野口選手は後半あと4~5km、私は前半17~8kmという地点でしたので、私自身はまだまだ長い道のりがありました。トップランナーとすれ違うというイベントが終わってしまった私には、沿道の応援に感謝しながら、給水地点で水分補給と栄養補給をし、シャチホコだ~と名古屋城を眺め、ひたすら前に進んでゴールを目指すことしか残されていません。よく言うのですが、マラソンは30km以降が本番のようなところがあります。30kmを過ぎると、ありとあらゆる励ましを自分の中で繰り広げます。頑張れ、負けるな、まだまだ、ファイト、ビール、ケーキ等々。これらを無限に繰り返してついにゴールはやってきます。

ゴールはナゴヤドーム内、という珍しいコース設定で笑顔でゴールをしました。タキシードを来たイケメンお兄さんからティファニーを受け取り、今回もよく頑張った、と自分で自分を褒めたたえ、全身と全内蔵が疲労困憊しているのを感じつつも、ゴールした清々しさを味わいます。名古屋ウィメンズマラソンは、私の自己ベストの大会であり、常時晴天の中走ることのできた唯一の大会だったと記憶しています。



吉岡理恵

1981年東京都生まれ、東京都立大学経済学部卒業、大学在学中にオーストラリア、マッコーリー大学に公費留学、帰国後法律系事務所でOLとして働く、2014年東京都職場体験プログラムを機にESLのデイサービス、ユースタイル諏訪ノ森で介護職デビュー、2016年より常勤職員として土屋訪問介護事業所の重度訪問介護事業に参加し各地のマネージャーを務め現在に至る、2018年介護福祉士登録、OL時代にフルマラソンに挑戦し完走8回、趣味は料理と読書