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すばらしいチーム11

すばらしいチーム11

吉田政弘(兵庫エリアマネージャー)



私が最近すばらしいと感じたチームはワールドカップバレーボール男子日本代表チームです。
 最近ラグビーワールドカップで日本列島が盛り上がっている中、実は裏ではバレーボールのワールドカップも開催されていました。バレーボールの男子日本代表もひっそりと快進撃を続け、メダルまでもう一歩のところまでいっており、私はラグビーよりも興奮していました。

 私は元々バレーボールが大好きで、私も高校、大学とやっていました。どのスポーツもそうだと思いますが、バレーボールは特に次にボールに触るプレーヤーのことを考えてプレーをするスポーツです。サッカーやラグビーのようにエースプレーヤーが個人のテクニックで何メートルも疾走することができず、バレーボールは各人が一瞬しかボールに触ることができません。そのためチームメイトは次に触るプレーヤーが最もボールを扱いやすい「点」にボールを送り、最後にスパイクを打つエースはその全責任を背負いながら攻撃します。私はラリーの末にエースがスパイクを決める度に目頭が熱くなります。
 また、一瞬のボールタッチで「点」にボールを送るスポーツのため、大抵の場合はその点から外れます。特に日本代表クラスの時速110キロを超えるスピードのボールを操るならば尚更です。それでも強いバレーボールチームはそのボールを上手くカバーし、得点に繋げます。
 つまり、それぞれの個人が、次のチームメイトが最もボールを扱いやすい「点」にボールを送ることに精進し、一方でその点にボールが来なくても自分がカバー(軌道修正)して勝ちに繋げていく。互いにプロとして責任を負いつつも、ミスは互いにカバーする。バレーボールとはそんなスポーツです。

 そして何よりも私がバレーボールを好きな理由は、次のプレーヤーがミスをした場合、互いに責め合う前に、自分がもっといいボールを送れなかったのかと自分の行動を回顧するスポーツだからです。
 エースがスパイクを決めきれなかった場合、よく見ると大抵の場合はセッターがエースに謝っています。エースはエースで決めきれなかったことを謝っています。互いに互いのプレーを反省しています。更に視野を広げてみると、セッターにボールを返したリベロもエースとセッターに謝っていたりします。その姿を見て私はプロだと感じます。

 今の男子日本代表チームは正に上記のような互いにプロ意識を持ち、互いを想い、互いにカバーし、結果を残すチームだと感じました。実際に男子日本代表チームとしては近年の中で最もよい成績を残しています。

「互いにプロ意識を持ち、互いを想い、互いにカバーし、結果を残す。」これが素晴らしいチームだと思います。