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生命について

生命について

高山力也(甲府サービスマネージャー)



みなさん、今日は。甲府の高山です。

当然のこととして、みなさんは生きており自身が生命というものをもっていることを自覚しているかと思います。ですが、古代ギリシャの時代から21世紀の現代に至るまで、未だに「生命の定義」は定められていないのです。
生命をもつもの、すなわち生物にまつわる固有の現象を生命現象といいますが、学術的には一般に「その内部での物質交換と外部との物質のやりとり(代謝)、および同じ型の個体の再生産(遺伝と生殖)の能力を有する」とされています。別のいいかたをすれば「自己保存」と「自己複製」です。しかしこれはあくまで生命のもつ能力を示しただけで、生命そのものを定義したものになっておりません(例えば生命の始まりや終わりについては説明できていませんよね?)。 一番最初の生命がどうやって誕生したかの起源についても、未だにはっきりしておりません。これまた生命に不可欠な有機物、すなわちアミノ酸やたんぱく質については、有名なかのユーリー・ミラーの実験で原始大気と水に電気刺激を加えることでグリシン・アラニン・アスパラギン酸といった各種アミノ酸が生成されることは明らかとされています。ですがこれとてあくまで材料ができるというお話で、それらが組み合わさって生命というものに繋がる理由にはなっておりません。

さらに一方で生命に関しては、他にも大変興味深い話がございます。生命のさらなる特徴として「環境適応」が挙げられますが、チャールズ・ダーウィンの進化論「自然選択により適者は生存する」「弱い個体は淘汰される」では、実は進化のスピードを説明できないそうです。つまり偶発的な突然変異の積み重ねによる進化論の自然淘汰説では、35億年前の生命誕生から人類誕生に至るまでとても間に合わないとされています。もっと生物進化は合目的的だそうです。 あるいは人類には常に一定の割合で統合失調症の方が生じますが、これも合目的的だといいます。例えば嵐などの自然災害が発生した場合、「正常」な判断能力を有する者なら洞窟などに避難するでしょうが、もしも異常だったら逆に興奮して外を走り回るかも知れません。そして洞窟が土砂崩れなどでふさがってしまえば、正常であったが故に種が全て絶滅してしまうことも起こりうるでしょう。こういった事態を防ぐための、自然の予防線ではないかとも考えられているのですね。

とりとめのない話になってしまいましたが、このように生命というものは大変奥深いです。そしてあらゆる人間はもっと奥深いものです。