ニュース&ブログ

なぜ介護13  「今までとは違う社会貢献を経験したい。」

なぜ介護13  「今までとは違う社会貢献を経験したい。」

原田岳



私はこの3月に営業職を離れ、ユースタイルラボラトリー株式会社 土屋訪問介護事業所 岡山に転職を致しました。離職時・転職時には、よく回 りから「なぜ介護職に?」と聞かれることも多く、それは「なんでまた介護なんかに?」というニュアンスをもったものが多数でした。

介護業界を知らず、共にスーツを着て戦ってきた友人にとって介護とは、「体力的や精神的にきつい」・「汚物に触れる機会が多い」・ ・「命をあずかるハイリスクとローリターン」というイメージが先行するのも当たり前かもしれません。決まって私は「営業に疲れたから 。」と答えています。私には一般的に介護を選んだ理由としてあがる①働き甲斐のある仕事だから②資格・機能が活かせるから③今後もニ ーズが高まるからなどの理由はありません。強いて言えば、「今までとは違う社会貢献を経験したい。」というのが一番近かったのかもし れません。

社会へデビューしたのはもう30年前、某化粧品メーカーでした。その時先輩から、「原田は何故化粧品メーカーに入ったのか?」という質 問を受けました。「お金が欲しいから!」と答えたのを覚えています。先輩は、「それでいい。誰しも化粧品が欲しいから化粧品メーカー に入った訳じゃない。欲しいものがあるから仕事をするんだ。例えばそこのお弁当屋のおばちゃんが原田が紹介した化粧品が欲しくなった とする。うちの化粧品は高いから、欲しくなったおばちゃんはどうすると思う?きっと稼ぎたいから今までより美味しい弁当を作る努力を するよ。すると車屋の兄ちゃんがその弁当を食べてあまりの美味さに毎日食べたいと思う。それにはお金がいるから車屋の兄ちゃんは車を 売ろうと努力をする。すると兄ちゃんの説明する車に魅力を感じたハウスメーカーの人が車を欲しくなる。それにはお金がいるからハウス メーカーの人は家を売る努力をする。するとハウスメーカーの人の説明する家に魅力を感じたビジネスマンは…。」先輩の話は永遠に続き ました。しかし今でも私の中では社会貢献のモデルとして強くインプットされています。原価に上乗せされた販売価格、販売自体が悪では ないかと考えていた若僧に光を与えてくれた出来事でした。自分自身の継続的な利を考え、回すことは、利用者様の継続的利の追求に繋が る。これが社会貢献であると。

それから月日は流れ30年経った時、私は某建築メーカーに勤務していました。成績はそこそこ優秀でしたが、自分の中で何かしっくりとこ ない部分を感じ始めていました。お客様にオーバートークになっていないか?果たして自分は継続的な利用者様の利を追求しているのか? 己の利に走ってはいないか?いわゆるミッドライフ・クライシスです。今までの社会貢献に対する私の概念・会社の方針は間違っていない と思うのですが、どうやら自分の中でズレが生じたみたいでした。

それからは転職サイトを読み漁る毎日、正直介護業界に絞っていたわけでもありません。そこで出会ったのがユースタイルラボラトリー㈱ でした。重度訪問介護?というところからのスタートです。大丈夫?と思われるかもしれませんが、ネットで「訪問介護」や「重度障害」 など基本的な言葉から色々検索しました。そこで見つけた一つの言葉が

「全ての必要な人に必要なケアを」

これを見た時、全ての必要な人とは障害者しかり、健常者(ヘルパー)しかり、どちらも自己犠牲を払うことなく共存し、ビジネスとして成 立させる、つまり私が経験したことのない私が求める “ 継続的な利 ” なのかも?と直感し、即入社を決意しました。

現在、現場に入るようになり、障害者の方とヘルパーの関係・それぞれの環境等も見えてきたように感じています。

「 なぜ介護に? 」と問われると今は、土屋訪問介護事業所のMISSION

“ みえるニーズ、みえないニーズ 全てのニーズが満たされるよう 助け合いのシーズを たゆみなく撒き続け 共存社会の現実を目指す ”

このミッションにも色んな意味が含まれていると思います。

実現にむけて今自分に出来ることをクリアしていきたいと考えます。

※原田岳プロフィールはこちら