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2020年はこうありたい 吉岡理恵

2020年はこうありたい 吉岡理恵



数年前に、人間が最も伸びる時期、というのが社内で話題になったことがあり、それは一般的には30代中盤からの10〜15年間くらいだと言われていると聞きました。個人差や男女差はあるように思いますが、周囲の方々を見ていて十分納得するところはあり、30代中盤に差し掛かっていた当時の自分はまさにその渦中なのだと思いました。文明の利器にはまだついていける、10代ほどの浸透力はないが学んだことは頭に入る、学習意欲もある、仕入れた知識はすぐに仕事で活かせる、体力もそこそこ、20代の心理を青いなぁと振り返る、そして自分と他人を客観視できるようになってきた。確かに自分の人生が今と今後何年間かの力で決まるかもしれないと思いました。

そして、その時からいかに自分を伸ばすかに注力しようと思ってきました。一方で知らず知らず会社が大きくなり、関わる人が増え、自分が他人の職務を左右できるポジションにあることに気付きました。採用面接での採否で、その方の人生に自分の判断が影響を与えることを学びました。自分のリーダーシップで、チームメンバーの収入が上下することも分かりました。チームメンバーに養う家族がいると、それがどんなに重いことか省みるようになりました。そして、収入と働く意欲に相関関係があることを知りました。

大きくなった事業部はそれなりの組織に変貌していきました。組織には役職があり、指示系統を明確にしないと組織の骨組みが歪んでしまうことを知りました。そして、その組織をリーダーに任せたままでは歩調も歩幅もズレていくことがあり、そのリーダーがその職位に相応しくないと、チームが萎縮していくことが分かりました。また、リーダーの養成には、指導者と本人の双方の真摯な努力がないと中途半端になることを知りました。組織のために、自分の言動を控えることも覚えました。そして、組織が人で構成されていて、人が組織を構成していることを知りました。

こんな組織にあって、2020年、私は伝える力を養いたいと思っています。スピーディーなやり取りの可能なSNSの落とし穴は、自分や他人への深い洞察が育まれないことであり、この洞察がないと、自分で自分の芯を支えられず、芯のない人間は他人を支える力が乏しいように思っています。そして、自分を動かし、自分を伸ばし、自分の運命を変えていくものは一つ一つの物事に対する理解と感性の育みなのではないかと思います。その理解と感性は、リアルな自分と他人との対話、そして書物や学びの機会によって少しずつ成るように思います。また、伝える力には語彙と知識と多少のテクニックも不可欠だと思っています。

福祉とは何かを教えてくださった長岡貴宣さん、言葉とエネルギーに溢れる安積遊歩さん、いつも私に仕事のヒントをくださる古本聡さん、そして私たちの上司の高浜事業部長は、この伝える力が巧みです。それぞれの方々からは、深い洞察と強固な芯を感じています。これらは、情熱という言葉と置き換えてふさわしいのかもしれません。掲げる目標はいつも高くていいとは思っていますが、これまで私の拙さに苦い顔をされてきた方々に、1年後少しでも私の成長を届けられたらと思います。

そして、2020年、日本で開催されるオリンピック&パラリンピックをできれば会場で観戦したいな〜と思っています。

※吉岡理恵プロフィールはこちら