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介護のお仕事から学んだこと 『介護のお仕事は難しい!』

介護のお仕事から学んだこと 『介護のお仕事は難しい!』

原田 岳



恥ずかしい話ですが、プロフィールで書いたとおり、私は自分が思うがままに転職を繰り返してきました。だからこそわかる『介護のお仕事から学んだこと』というより『学んでること』。結論から言えばそれは …

『介護のお仕事は難しい!』ということです。まず躓いたのは言葉でした。まだ現場に慣れていない頃、ある利用者様宅での話です。他事業所の引継ぎをしようと連絡ノートに目を通したところ、『左下肢遠位内側にやや発赤有り痒みを訴えられる』との記載がありました。左下肢遠方位内側…どこ?発赤…何?私にとっては何もかもわからない表記でした。しかし重要な体調変化だと思いこみ利用者様へ尋ねると「ふくらはぎを蚊にさされてかゆい」…でした。左下肢遠位内側にやや発赤…ならそう書いてよ!営業の世界では逆に出来る営業マンほど難しい言葉は使わないと教わってきました。万人にわかるように相手の言葉を使って…あっ!読む相手がヘルパーだからこれでいいのか。介護業界に入ったばかりの単なる私の知識不足だったんですね。

今学んでいるのは重度訪問介護における組織の在り方です。営業で成果を上げる為には効率を上げ同じ時間でどれだけ利益を生み出すかが問われます。これをこなすことで達成感になりモチベーション・帰属意識向上に繋がります。しかし介護業界で1人の生産性を上げようとすると時間を延ばすしかありません。いくらサービスの充実を図っても基本的なケアができていれば時間に対する対価は同じ、さらに各自が各利用者様宅でサービス提供をするので自分の頑張りを見てくれる環境がない。頑張ったら頑張ったで違うことをすると“他のヘルパーとのバランスが崩れるから”と周りから怒られる。なかなか難しい問題です。

先日他事業所の重度訪問女性管理者の方にお会いしました。とても活き活きしていて一緒にいたヘルパーさんも同じように目が輝いていました。おそらく同じ売上規模くらいの事業所です。同じ土俵なのに何故こうも違うのか?

『介護業界とはこういうもの』という概念は、私が最初に躓いた言葉もやり方や考え方を変えることによって、実はわかりやすかったり、モチベーションや帰属意識が高まったりするということを彼女から教えてもらったような気がします。

今はこのことを学んでいき、私自身が変わる必要があると考えています。


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