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介護のお仕事で困ったこと 無色透明から

介護のお仕事で困ったこと 無色透明から

原田岳



困ったことと言うより戸惑っていることなのですが、入社前、介護のお仕事に従事される方は穏やかで心優しい方々というイメージがありました。しかし入社して感じることは皆自分の考えを持ち、プライドを持ち、強いということでした。資格を持つことでの自信、訪問介護という現場を一人で回すという環境の中で生まれてくる自信、経験による自信には強いものがあります。それは一見良いようにみえますが、間違えると組織・チームとして機能できなくなる大きな危険性があります。

私は前職時代、先輩方から「 プライドを捨てろ!それが出来なければ成長はない 」とよく言われました。しかし当時、私は自身を自慢するような言動をしたこともなく、ただ「 何言ってるんだ?プライドなんて誇示していない!」と思うばかりでしたが、結果は散々…。協力者も少なくなり、個人成績はガタ落ち。回りが助言・指導してくれたことに耳は傾けるが自分の基準で実行するか否かを判断する…これが私のプライドだったのです。実行したとしても自分のアレンジを加えて行ってしまい的外れの行動になり「 お前は言ったことをしない!」とよく叱られたものです。出社拒否症手前まで行き着いた時、ある先輩から助言がありました。「会話に “ でも ”という言葉を使うな。使うと罰金100円だ! 」その言葉が私の転機となりました。直後に先輩と話を5分程して払った罰金は1,200円。いかに自分が “ でも ” という相手を否定する言葉を使い、自我を通そうとしていたかに気付かされました。
個々には経験によりその人の色ができます。絵具と同じで、色と色が合わさると綺麗になったり、醜くなったり…。よくこれも先輩に言われました「 原田、お前は無色透明になれ!透明は相手の色に合わせられる 」

自分が未知のことに関して言われたことは “ でも ”という言葉を使わず受け入れて実行してみることも大事だと気付かされました。
個々が個別の現場で働く環境だからこそチームワークは重要です。無色透明から、みんなで色をつけていけたら良いなと思っています。


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