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介護のお仕事で困ったこと 大丈夫だと思えば大丈夫!

介護のお仕事で困ったこと 大丈夫だと思えば大丈夫!

松尾千佳子



コラムって、どんな時に読むんだろうか?
私は移動中や少し心に余裕がある時に目を通す感じです。
読み易く・共感ができる・力が貰える・癒されるコラムが好きかな?

私は単に文章力・語彙力がないのが本音で投稿が苦手である。

  ★さて本題に入ります。
コラムテーマをいただいた丁度その日に、看取りを迎えるであろうと言う支援現場にスタッフフォローで入る移動中でした。

施設入所であるが夜間の見守り支援。居室に到着するとご子息様ご家族が面会中であり、情報では今夜が厳しいと伺う。
支援時間になるとご家族様は、よろしくお願いします、と深々と頭を下げられお帰りになられた。

ご本人様に改めてご挨拶に伺うと、うなずきはあるものの目は開いてはもらえない。
手は冷たくSPO2についても、暖かいタオルでスタッフが懸命に温めるが測定不可である。
脈はかろうじて感じる、この方には、モニターなど装置はなくNPPVでの呼吸補助だけである。
スタッフはモニターなど目で確認できないと不安だと訴えるが、人は最期まで聴力はあるのだからご本人様の前で不安を口にしてはいけない。
大丈夫!大丈夫!と自分にも言い聞かせて体をさする。
その後排泄を確認すると水分も取ってないにもかかわらず、排尿と排便がありました。これが最期の浄化なんだろうと感じた。
スタッフは心臓動いているかな?
聴診器が欲しいと手で触れてみれば鼓動は感じられる。
数時間後頸動脈の触れも感じずドクターコールする。
苦しまず寝るように美しいお顔だった。
最期を看取れて幸せを感じる時間になった。

何一つ困る事は無いのだ。
五感で支援できるのは介護職の特権である。
モニターに頼らずに人と人として寄り添えば困る事はない。

困ると思えば困る!
大丈夫だと思えば大丈夫!

介助の暖かい手を信じて!

今は手洗いでガサガサな手ですが
ごめんなさいね。


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