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土屋人日記 新型コロナウィルス騒動に思うこと

土屋人日記 新型コロナウィルス騒動に思うこと 

高山力也




皆さん、こんにちは。甲府の高山です。

このところ話題の中心は常に新型コロナウイルスですよね。つい先日もWHOによる「パンデミック宣言」を受け、政府でも「特別措置法」が成立、米国でも「非常事態宣言」が出されました。
まさに世界的大騒動といった感じなのですが、新型コロナウイルス関連の影響が大きいのは、ここ山梨県でも例外ではありません。店頭からトイレットペーパーやボックスティッシュがなくなり、私個人レベルでもいくつかのミーティングや研修会がなくなりました。
3月14日現在において県内で2名の感染者が確認され、そのうち一名は髄膜炎を伴い意識不明とのことですから仕方ないことなのかも知れません。

正直これまで私は、毎年のように繰り返されるインフルエンザの流行などと比べて、どうして今回の新型コロナウイルスに限って、それも全世界的規模でこんな大騒ぎをしなければいけないのか理解できませんでした。
ところが感染の中心が中国や韓国といったアジア圏からイタリアやスペインといったヨーロッパ圏に移ってゆくにしたがい、徐々に認識が変わってゆきました。特にイタリアでの死者の増加は尋常ではありません。
どうも従来のウイルスとは違った厄介な特徴をいくつかもちあわせているようです。

・ウイルスそのものが非常にタフで、なかなか完全に除去することができない
・感染者のうちの大多数が無症状あるいは軽い風邪程度の症状で、仮に感染していても無自覚な場合が多い
・さらに具体的な症状が出ていない段階においても、周囲に感染を広げてしまう場合がある
・高血圧や心疾患などを抱えた方や高齢者、喫煙者など、特定のものが感染すると非常に劇症化しやすい
・未知のウイルスのため治療薬やワクチンなどが存在しない

つまるところ、私たち自身にとってはそれほど危険なウイルスではなさそうでも、私たちが常々サービスに入るご利用者にとっては時に生命に関わるものである可能性が大と考えられます。

また一方で日本は比較的早い時期に新型コロナウイルスの感染が確認されたにも関わらず、死亡21人・感染716人と比較的被害が軽微だと思います。
このウイルスの発生地と考えられる中国本土では死亡3176人・感染8万813人なのを始め、韓国(死亡67人・感染7979人)、イタリア(死亡1266人・感染1万7660人)、イラン(死亡514人・感染1万Ⅰ364人)で、
さらに日本よりも後になって感染確認されたアメリカ(死亡41人、感染1663人)、フランス(死亡61人、感染2876人)、スペイン(死亡120人、感染4209人)などと比べましてもずっと低く抑えられているように見えます。
こういった海外の国々と日本の違いって一体どこにあるのでしょうか?

例えば日本は花粉症があるため、医療関係者でなくても日常的にマスク着用することが普及していることが言えるかも知れません。使い捨てマスクの格子はウイルスの寸法よりも大きいため、残念ながらウイルスをもらわないようにする効果は薄いと考えられます。ですが、自らの体液の飛散を防止し周りに感染を広げないための効果は期待できると思います。
また小さいころから手洗い・うがいを躾けられてきた、日本人特有の衛生意識も、感染をもらわないい&感染を広げない意味においてプラスにおそらく働いたことでしょう。
さらにキスや握手といった必要以上の身体接触を嫌う奥ゆかしい性質も、感染拡大の予防に一役買ったかのように思われます。

どうもこのウイルス対策の処方箋は、PCR検査の充実や水際対策といった大規模で派手な対策よりも、私たち一人一人が咳エチケットを守ったり手洗い・うがい・消毒といった地味な対策が想像以上に功を奏するのではないでしょうか。
だとしたら日本人が普段日常から特に意識せずやっていることを徹底することが、新型コロナウイルスを克服する上で何よりの特効薬になるような気がしますね。

皆さんも私たち一人一人にできることを着実に重ね、一緒に新型コロナウイルスをやっつけちゃいましょう!


※高山力也プロフィールはこちら