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ブックレビュー アドラー式子育て家族を笑顔にしたいパパのための本

ブックレビュー アドラー式子育て家族を笑顔にしたいパパのための本 熊野英一/著

八木橋武尊



「家族を笑顔にしたい」と願い、そのヒントを求めて本書を手にとりました。
おそらく私の他にも同じ願いを持つパパが他にもたくさんいると思います。そしてそんなパパの隣には、共に幸せな家族を築こうと日々を重ねるママがいるでしょう。

時に、お互いの存在や貢献が当たり前のものになりすぎて「ありがとう」という感謝を伝える事が少なくなってしまいます。またある時は、相手に「もっとこっちの気持ちもわかってよ!」と、相手が自分に求める「共感」よりも、自分が相手に求める「共感」を強いることがあります。

パパとママの間には、愛すべき子供がいます。
生まれてきた日には「生まれただけでまるもうけ」「ありのままの君が大好きだよ」と、心の底から思っていました。
その思いは今も変わらないはずなのに、いつの頃からか、子供の気持ちに「共感」するよりも、親の期待に応えてほしいと強いることがあります。

アドラーは、自分の利益だけに関心を向けるのではなく、他者にも関心を向ける「共同体感覚」をもった生き方が、真の幸せにつながること、人が幸せを感じるための「3条件」を提唱していますのでご紹介いたします。

アドラー心理学 幸せの3条件
1 自己受容
不完全な部分を含む、ありのままの自分でもOKと思える。

2 他者信頼
他者を不信の目で見ないで、無条件で信じることができる。

3 他者貢献
自己犠牲を感じずに、誰かの役立っていることを喜べる。

親が子供の「お手本」となって何かを伝えるとしたら、著者はこの「3条件」を満たしながら「共同体感覚」を実践する姿を見せることだと述べています。
また、家庭だけではなく職場でもこれが活用できることを示唆しているのも本書の魅力です。
例えば、職場で上司や先輩として部下や後輩を育成し、いきいきと活躍する人になってほしいと願うなら、職場で「お手本」を示すべきポイントも、この「幸せの3条件」と「共同体感覚」に帰着すると述べています。

子育てと仕事の両立は大変ですが、本書を読む事によって
家庭=仕事、仕事=家庭
良い意味で公私混同できて、家庭、職場、どちらのフィールドでもパフォーマンスの向上が期待できるのではないかと私は思います。

家族を笑顔にしたい!職場でのパフォーマンスをあげたい!
そんな頑張るお父さんに読んでいただきたい一冊です。

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