ALS(筋萎縮性側索硬化症)(70代男性)

状態
気管切開はせず、口マスクと口鼻マスクを使用。奥様と2人暮らし。
病院を嫌い、自宅での生活を強く希望されたため土屋訪問介護事業所を利用する。

サポート
2021年11月より他事業所と一緒に夜勤の支援を開始。食事や排泄や移乗、整容などの介助を行っていた。
しかし日がたつにつれて状態が悪化。
性格もさらに気難しくなり、食事も経口からは難しく胃ろうからの摂取となった。
暴言やクレームなどが日常茶飯事となってきていて、奥様も余裕がなくなり苛立っている様子が見られた。
対策として、支援に入っている非常勤スタッフと細目に連絡を取り、ご本人や奥様の要望などをチームで共有することでクレームを未然に防ぎ、なんとか乗り越えることができた。

効果
週4日の夜勤と週1日の日勤を継続し、今では非常勤スタッフに対して、ご本人と家族からの信頼関係が得られている。
もう一つの他事業所は撤退させられてしまった。