遷延性意識障害(40代 男性)

状態
若い頃に自動車事故により受傷。状態改善のための効果的なリハビリを求め実践しているが、大きく改善はされず、声かけに対しての明確な反応がなく、理解度は不明。 現在遷延性意識障害の状態で在宅生活を両親とともに過ごしている。

サポート
ご両親が高齢となり、将来も在宅生活が維持できるのか、介護者が急病になったら、などの不安から週の半分を施設で過ごすことになった。 残りの半分は在宅で過ごされるが、ご両親の体力的な負担を軽くするために重度訪問介護を利用して夜間の支援に入らせていただいている。

効果
22時〜翌朝8時までヘルパーを使っていただくことで、その間ご家族は自宅のことや夫婦間の食事など、家族のペースでの時間を過ごしていただいている。 施設・在宅の両方のサービスを使うことで、親の目の行き届かない施設での生活に対して不安もあったが、週の半分在宅でご本人の様子を見ることができ、こういう生活もあるんだということがわかり安心して休めるようになったとおっしゃっている