筋ジストロフィー(60代 男性)

状態
20代から筋ジスの障害が出始め、現在60代後半となり症状の進行と加齢が重なり 、これまで短時間でも行っていた外出も出来なくなってきた。 自宅でのベット⇔車椅子の生活さえも辛くなってきた為に、ベット上で過ごす事が多くなっている。 奥様は働かれている為に日中時間もヘルパーに支援してもらっている。

サポート
土屋での主な担当は就寝介助から夜間の見守り→翌朝の起床介助です。 夜間就寝介助はベットへの移乗、更衣、清拭、吸引、口腔ケア、服薬管理、排泄介助、コミュニケーション支援です。 夜間見守りは主に体位変換、排泄介助、マッサージ、吸引です。 起床介助は清拭、口腔ケアとなります。

効果
特に夜間就寝前の介助時は、利用者さんも一日の出来事や時事的な事についてお話されてこられますので、 1つ1つのケアも大事ですが利用者さまとのコミニュケーションも重要なケアの一部と実感します。 私達と同じく身も心もリラックスして頂いてお休み頂く事で、夜間熟睡される傾向が多く見られ体位変換の数も以前は30~1時間のペースだったのが、 平均的な2~3時間に1回のペースに戻られた印象があります。体位変換が少なければそれだけ利用者様の身体負荷も減り、 結果筋肉や筋を痛められる頻度が少なくなるので、再び奥様に「久しぶりに外へ散歩に行こうかな?」と会話が生まれ意欲的な姿勢に戻ってきたと喜ばれております。 ケアや手技は当然のこととして、そのご利用者さままたはご家族様と如何に関係を構築しサポートするために何が必要かを気付きけ、実践出来る様に努めております。