Little Wing

大久保 隆則


前職は訪問販売、不動産営業、ホテルマン…(他にも色々、、、)と多様な職を転々としてきました。
どの職種も就いてすぐから覚えることが沢山あり、昔から記憶力に自信のない僕は必死でした。けれど、どの仕事も新鮮で刺激的な日々はとても充実したものでした。

どの仕事も「その時」の僕にとってはベストなもので、ただ結婚したり、不妊治療の末に子供を授かったり、授かった子供が自閉症と判明したり、コロナ禍で景気が傾いたり、気付けば44歳になっていたり…
多様な職種を多様な理由で転々としてきました。

そんな僕がこの度、ユースタイルで介護の職をすることに
至りましたのは、1から介護の仕事を学べる教育体制・資格支援の充実・収入の安定性(←1番大事)となります。

転々と職を渡り歩いてきた僕にとって、
景気に左右されて収入に変動がなさそう、
倒産の心配もなさそう、なんだか周りの人や
前職の先輩にも「大久保くん、向いてそう!」と言われて介護の道へとやってきました。

思い返せば小学校の頃の僕は、喘息でいつもヒューヒュー肩で息をしているガリガリのモヤシ少年でした。寝るときもアトピー性皮膚炎などが原因で全然寝付けず、まっ暗闇の中天井の壁をひたすら眺めている…といった少年でした。
なかなか寝ることができない僕が取った行動は、当時流行っていた渡瀬マキちゃん率いるLINDBERGのALBUMを聞きまくる事でした。
タコに耳(笑)ができるかのごとく繰り返し繰り返しイヤーフォンからもれる音に集中していました。そうすることで痛く、痒い現実を忘れることができていました。
LINDBERGの曲をテレビやラジオ、街中の店頭のBGMなどで久しぶりに耳にすると、昔の自分は喘息の苦しさで、深呼吸できただけで『最高!』と思っていたのに…今は、そんな感動もなく普通に息をすることができ、それが当たり前の毎日になっていました。

僕が介護の世界に飛び込むきっかけは、些細な周りの言葉やネットの求人広告などだったかもしれません。ですがそこに抵抗なく、むしろ介護を通じて出会う利用者様にとっての僕の存在が、少しでもあの頃の僕にとっての「LINDBERG」になれないか…大変おこがましいのですが、そのような気持ちが芽生えたのも正直な気持ちです。何か通ずるものがあった気がしてます。

現在、4人の利用者様に出会いました。今の僕のスキルは、食事の介助や排泄のお手伝い、車イスで一緒にお買い物…などです。まだまだ沢山のスキルを身に付けなければ…と意気込んでおります。

これからもっともっと沢山の利用者様に出会っていくのだと思います。楽しい!刺激的!そんなことばかりではなく時に辛く、悩んだり、行き詰まることもあると思います。

そういった時には1度立ち止まり、必要であれば入り口へ戻り…先輩方の助けも借りながら前進して行ければと思っています。

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