2023年7月1日付けで入社いたしました岡山事業所の徳永恵と申します。
前職では看護小規模多機能型居宅介護で看護師として働いておりました。医療職から福祉職へ転職する深い意味は特にありません。役割や目的の違いはあれど高齢者や障害者の方をサポートすることにおいては共通しているからです。
人は誰もが病気になっても障害を負ったとしても住み慣れた自宅で生活したいと願っているのではないでしょうか。
そう願っていても必要なサービスが分からず、必要な時に必要なサービスを受けられない方はたくさんいます。知識がなかったり、行動できない状況にあったりと様々な問題から結局、老老介護やヤングケアラーといった新たな問題が生じていると感じています。
ユースタイルラボラトリーへの入社を決めたのは「すべての必要な人に必要なケアを」という理念に共感したからです。
ユースタイルラボラトリーの活動が広く認知されるようになれば自宅で過ごせる高齢者や障害者の方が増え、また、介護されるご家族の負担も軽減するのではないかと思います。
病院で病棟勤務をしていた頃、個別性のある看護ケアの提供や傾聴の大切さ等、意識し心掛けていました。
しかし、限られた時間の中で何名かの患者様を担当し業務をこなす中、すべての患者様に寄り添い、看護することは不可能でした。寄り添いたいけど十分に寄り添うことができない…多くの看護師がジレンマを抱えながら仕事をしています。
そして、患者様側は決められたルールに則って療養しています。食事の時間は決まっており、入浴は毎日ではなく、消灯時間も決まっている。何かしらストレスを抱え療養生活を送っているのではないでしょうか。
それが訪問介護サービスを利用すると自宅で自分の好きなように生活することができる。スタッフと利用者が1対1で過ごす時間では傾聴も十分にでき、また、個別性のあるケアを提供することができる。利用者にとってもスタッフにとっても素晴らしいことだと思います。
超高齢社会、現役世代の減少で需要はまだまだこれから増えていき、将来性が感じられます。利用者の方と真摯に向き合い、そして、心に寄り添い、個別性のあるケアを提供したいと思います。
また、ユースタイルラボラトリーは女性でも活躍できる会社だと感じています。これまでの人生経験で培った洞察力を活かし、女性ならではの細やかなケアの提供を行い、微力ではありますがユースタイルラボラトリーの発展に尽力したいと思います。よろしくお願いします。