「ニューノーマル・ニュースタンダード」

長谷川 亮



「じいじの誕生日はリモートでやろうよ」
「コロナが流行ってるし日本のリーダー(菅首相)が、きんきゅうじたいせんげんを延ばすって言ってたからさ!」
小学1年生の長女から出た、衝撃の一言だった。
その数日後、人形遊びをしている最中、5歳の妹からは「おねつがあるならPCRけんさをうけてね!」

リモート、P C R検査などの意味は知っているんだろうか?
誰から教わったんだろう?
コロナに関連するニュースを見ない日は絶対にない。
きっとそこからいつの間にか彼女達の当たり前になっていったのだと思う。

ニューノーマル、ニュースタンダート。
なんとなく意図している言葉は理解出来るが、私にはまだ馴染みの薄い言葉だった。
コロナが収束することはあっても、終息することはおそらくない。
ちなみに、「終息」は、「完全に終わる」という意味。
「収束」は、収まること。
(状況・事態などが)ある一定の状態に落ち着く」という意味。
引用:中日新聞LINKED地域医療ソーシャルNEWS

近い未来、ワクチンの摂取が進み、インフルエンザのように当たり前になる日は来るのだろうか。
コロナ感という言葉があるが、人によって考え方が違うのも厄介だと思う。
私は正直、悲観になるほどとらえてはいない。
ただ、公共交通機関の中で、ちょったした咳でもすごく気を使うようになった。とてもしにくい。
誰々とお店に行ったよ。旅行に行ったよ。
など、SNSにも今までのように気軽に投稿しにくい。
自粛警察ではないが、周りの目をかなり気にしてしまう。
皆が感じている息苦しさ、生きにくい世の中に変わりつつある。
以前のようにみんなが笑って過ごせる世の中はいつになるのだろうか。

ご利用者様宅へ移動が多い私たちがだ、感染しないように努めることは当然のこと、
突然コロナがなくなる世界はない。
だからといって悲観しすぎて、つまらない毎日を送りたくもない。
そんなニューノーマル、ニュースタンダードの流れに私もついていき、
希望を忘れずに生活を続けていく事が必要だと思う。

「switch消毒するからさ、今日お友達をおうちに連れてきていい?」
先日長女が友達を家へ呼びたい時の提案方法だった。
昔だったら、何時に帰るから、宿題やるからなどでいかに親を説得出来るかだったが、こちらもまさかの一言だった。
小学1年生がコロナに気を配っている。
家では手洗いうがいと、無闇になんでも触らないだよー。程度しか子供には言っていないが、親が関与していない部分でそういった教育が当たり前にされているのかもしれない。
急な雨で、傘がない場合でも下校時に傘を持っている子と一緒に傘に入ってはダメだそうだ。
それが学校教育でもスタンダートになりつつあるのだろう。

余談だが、連れてきたお友達は男の子で、姉妹の父親としては一本取られたのは秘密である。


訪問介護サービス
新規のご依頼はこちら

介護スタッフ
求人応募はこちら

コラム