2023年7月1日入社いたしました福田香織里と申します。
前職は、美容業界で20年以上勤務しており、介護業界は、未経験です。
【 転職のきっかけ 】
主人が三重県にて20年以上美容室で勤務しておりましたが、昨年の11月に東京へ移動し、美容室を開業しました。新たな地域での自店の立ち上げのため、前職を退職し、チラシ配布やSNSなどの集客活動や地域のイベントへの参加などで自店の周知活動を積極的に行っておりました。その効果もあり、オープンしてから約半年で、ある程度軌道にのり、安定したことをきっかけに転職活動を開始いたしました。
転職活動において、前職の美容業界への転職も考えましたが、以前のように主人と二人で美容業界で働くことは、視界や世間が狭くなり自身の成長ができないことを懸念し、他業種への新たな挑戦を決めました。
【 介護業界に惹かれた理由 】
前職で5年以上「 日本訪問理美容福祉協会 」とお仕事をご一緒する機会があり、美容業界における介護系の勉強をしました。
その講習会は、2日間行われ、1日目に座学で介護業界の実情( 今後の日本の総人口の割合が超高齢化社会へ突入し、介護者も高齢となることからさまざまな問題が生じること、そしてヤングケアラーの増加問題 )や衛生の必要性、ホスピタリティの知識を学び、2日目に実習として
・介護用ベッド( 寝たきりの方の体交方法やカットテクニック習得 )
・杖( 目が見えない方や手足の不自由な方の誘導の仕方 )
・車椅子( 車椅子への移動介助や車椅子の運転時の注意点 )
・簡易シャンプー台( シャンプー台への移動時の介助方法や洗髪方法 )
技術を学ぶと同時に、お客様( 利用者 )役も交代で行い、障害のあることの不自由さや恐怖などを実感してもらい、お客様の気持ちを理解する擬似体験するものでした。
この講習会を通じて介護業界の問題点を知ることはできましたが、はじめはどこか他人事のように感じておりました。しかし、私自身が40歳以上になってきた時に、周囲( 友人や前職の社員 )に
・お子様が身体障害や発達障害であったこと
・友人自身が発達障害者であったこと
・ご家族の介護が始まったこと
などで悩んでいる方が増えてきていることを知り、介護問題が身近に感じるようになりました。
私の家族には現在、介護を要しておりませんが、親族の今後のことを考えた際に、家族に誰か一人でも介護に携わっていることで安心できるのではないか、そして友人の悩みを理解し手助けできるのではないかと考え、この度、当社へ入社することを決めました。
お客様の生活を守る、そしてお客様の命を預かるというとても重圧のあるお仕事だからこそ、数年だっても常に初心を忘れず、日々の努力と勉強を行い自身のスキルアップをしていき、ご利用者様やご家族様に信頼を得て安心して介護を受けていただける存在となり、介護業界へ微力ながらも貢献出来るよう頑張って参ります。