2023年8月1日に土屋訪問介護事業所岡山へ入社いたしました「冨永成之」でございます。 齢42歳を向え、少しずつ頭頂部が薄くなってきている今日このごろです。
自己紹介にあたり、ユースタイルラボラトリー株式会社に入社させて頂いたキッカケについてお話したいと思います。
私は19歳でこの福祉業界に無資格・未経験で飛び込み、主には介護老人保健施設・地域密着型特別養護老人ホームで20年ほど従事してきました。
この業界で働いた当初は、介護の「か」の字も知らないなんちゃって介護士でしたが、福祉の仕事に携わっていく中で、「福祉とは何なのか」「ご利用者様を支えるとはどういうことなのか」など支援の本質について深く考えさせられ、自分の中で介護福祉の価値観を醸成してきました。
一方で、長年ご利用者様に関わり、ご利用者様が抱える様々な葛藤や思いに寄り添う中で、自分が本当にやりたかった介護に疑問をもち、施設介護の限界について痛感するとともに、自身の仕事人生のあり方を真剣に考えてきました。
そんな中、コロナウイルスに感染し、重度の後遺症を発症。短い期間ではありますがほぼ寝たきりの状態になり、長期に渡る療養期間に入ることになりました。
自身の体調面のへの不安もありましたが、それよりも今後の仕事人生を落ち着いて考える機会となり、意義のある療養期間となりました。
これからの仕事人生において「やらなければならない仕事」を模索していたとき、ユースタイルラボラトリーの経営理念が目に止まり、自身の今まで醸成してきた価値観と共鳴したのを覚えています。 「地域共生」という言葉を初めて聞いたのは10年以上前でした。
福祉先進国であるヨーロッパではそれ以上も前から地域共生の概念のもと様々な施策が整備・実施され直接的な支援にも反映されており、日本では未だに大きな遅れをとっていると実感しています。
そしてこのような状況に真っ向からぶち当たっていくユースタイルラボラトリーという会社に巡り会えたことは、自身にとっても非常に幸運なことでした。
地域共生、そしてご利用者様一人ひとりがご自身の幸福追求できる社会の実現に、微力ながらご助力できればと思い入社を決意しました。
最後に「ご利用者様やご利用者を取り巻くすべての人々が幸せな人生となりますように!」