スタッフ紹介 二宮 泉

二宮 泉


12月1日に入社いたしました、神奈川県の横浜事業所に所属いたします、二宮泉と申します。
日本中ががむしゃらに働き、そしてがむしゃらに遊び、現在の世の中では考えられない笑話しのようですが、テレビのCMから24時間闘えるか?と問われる程のパワフル且つ華やかだったあの頃。
社会経済は日経平均の最高値が出、老若男女昼間はガッツリ働き、夜もその勢いのまま遊ぶイメージはあながち間違いでもない、そんなバブル期を某証券会社に勤務しながら駆け抜けて来た、THE昭和人間です。どうぞ、よろしくお願いします。

そんながむしゃらな時代に身を任せて右往左往としながらもやがて母となり、数年間だけは仕事をせずに全力で子どもに向き合う時間を過ごした後の社会復帰。
さてどんな仕事をしようか?と考えた時、改めて私はどんな仕事をしたいのかを自問自答する日々がありました。
考えた末、誰かの役に立ちたい。人から「ありがとう」と言ってもらえるような職業は素敵だなぁ…と思うようになりました。

かわいがってもらった大好きな祖母の面影がいつも心にあり、人生の大先輩であるお年寄りのお役に立てる事を目標に掲げて、介護ヘルパーの勉強をする事にしました。
第一子に真新しいランドセルを用意する頃に資格が取れ、息子の小学校入学のタイミングに合わせた春、久しく離れていた社会への復帰で私がくぐった門は近くの公立総合病院。
なんと配属は小さなオムツを扱う産婦人科で、介護士とは遠からず近からずでしたが、子育てと家事をなんとか両立しながら仕事を続けて参りました。

現在、母として子ども達に向き合い、一社会人として社会参加し、更に娘として両親の介護生活を支える、ニ刀流をも超える三足目のワラジを巧みに履くも何故かドジャースからのスカウトはなく、慌ただしくも笑いの絶えない家庭生活を送っております。
子どもは男の子ばかり4人。付け加えると高齢の猫までオス。お米は毎回一升ずつ炊き、釜が壊れるか、財布が壊れるか、はたまた壊れるのは私か?のジェットコースターのような我が家の毎日。
スープの冷めない距離には、一分前に説明した事ももう忘れてる忘れんぼうの母と、家庭農園が趣味で同じ話しを何度も話してくれる、あわてんぼうの父。
私の大事なそれらをうまい事支える為には?と考えて選んで履いたワラジ。脱げないよう、しっかり履いて、ゆっくりでも安全に確実に、何よりも楽しく歩いて行く事が目標です。

重度訪問介護は未経験ですが、たくさん学び、たくさんの笑顔の中で、みなさんと温かい時間を過ごせたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

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