スタッフ紹介 綾部 清香



1982年静岡生まれ静岡育ち。
服飾系の短大に入学する為、上京。卒業後、希望職種への就職は惨敗し、アパレルの販売員として働き始める。作るよりも売る方が性にあっていたようで、店長も任されるようになり、約10年奮闘する。
30歳の時、偶然にもステージ3の大腸がんが見つかり、発見と同時に摘出=完治。
完治はしたものの、「働き過ぎだなぁ」と感じ、自分を見つめなおすため、退職。

特にやりたいことも見つからず、働く意欲も喪失…。このままではいけないと思い、職業訓練で実務者研修を受講。大人になってから勉強するのは楽しく、バイトでもしてみようと思い、面接を受けに行ったのが当社の始まり場所である『デイサービス土屋』。
ここが私とユースタイルラボラトリー(以下ESL)との出会いとなる。
幼少期は当時80近い歳だった曾祖母に育ててもらったこともあり、高齢者との触れ合いはとても楽しく、介護業界で働くことを決意する。

おむつ交換などのTHE介護を身につけなくては!と思い、デイサービスを辞め、特別養護老人ホームに就職。体力・精神的にしんどく、挫折しかかっていたころ、ESLが訪問介護を始めるとのことでお誘いをいただき、出戻ったのが2015年。
施設介護は私には合わなかったが、訪問介護(特に重度訪問介護)が自分に合っていたようで、気づけばあっという間とよく言うが、本当にあっという間に現在に至る。

重度訪問介護という仕事やALSという難病に対し、私は強い魅力と、強い執着を持っている。それは、入社間もないころに担当したALSの女性との出会いと別れが、要因である。
「ESLがもっと早く成長していたら・・・」
「私にもっと知識があったら・・・」
もしそうだったら、今でも彼女は生きていたかもしれない。私の勝手な思いで本人の意志ではないかもしれないが、でも私は、彼女に生きていてほしかった。
ふと思い出し、今でも涙が出そうになる。

私たちが目指すのは社会問題をビジネスの力で解決する、ソーシャルビジネスだけれども、その社会とは、利用者さんひとりひとりの集合体である。
その人生に深く関わり、刺激をもらい、自分自身に大きな影響を与えてくれる。
介護は人気のない職業だ。自分自身も飛び込むまでは魅力を感じていなかったけれど、今はとても素晴らしい仕事だなぁと日々感じながら過ごしている。


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