スタッフ紹介　山田 雅彦

　介護業界は「体力的精神的にきついらしい」「夜勤で体調管理が大変そう」「利用者さんとのコミュニケーションが大変そう」「人手不足」というのがこれまで介護未経験はおろか親族の介護シーンも見たことがなくテレビのドキュメンタリー番組やニュースで見聞きするくらいしか関わりのなかった私が持った印象でした。

　入社のきっかけはコロナ禍でいろいろな業界が打撃を受ける中、ニュース等で聞かれるようになった「エッセンシャルワーカー」という職業に関心を持ったことです。
「エッセンシャルワーカー」とは、人々が日常生活を送る上で、なくてはならない仕事に従事する労働者を指すそうで職種は、医療・福祉や保育、生活インフラ、小売業、運輸・物流、公共サービスなど、人々が日常生活を営む上で必要不可欠とされるものだそうです。
コロナ禍でリモートワークへの移行が加速する中、社会の機能を維持するために欠かせない存在として注目されるようになりました。
　このワードを知るまでは自身が選択してきた職種や業種が社会にどのように貢献しているかどうかということはあまり深く考えたことがなく、所属する組織の中でどのように立ち回り役割を果たせばより組織に貢献することができるかという点を重点的に考えていましたが、コロナ禍でも営業継続を求められる業種と営業自粛を求められる業種が浮き彫りになる中で、いかなる仕事も社会に役に立つものであるとは思いながらも、より社会貢献度の高い業種で働きたいという思いが強くなってきました。
そして数あるエッセンシャルワーカーという職業の中で介護業界が支援等を通じてダイレクトに人の役に立てる職業だと感じ、またこれから先のことを考えたときに身につけておかなければならない知識や技術が多くありその点も魅力に感じました。

　土屋訪問介護事業所にはスタッフ紹介を見た際、異業種からの転職者が多い印象を持ち、自分も介護未経験から貢献していけるのではないかと感じました。またいろんな業種からの転職者が多いことを強みにそれぞれがこれまでの業種で培った経験を持ち寄りながら、学び合い、成長しあっていければいいなと思います。

　まだ数回ではありますが、利用者様の自宅に昼夜問わずおうかがいし、普段寝ている時間に起きていることもあり、体がまだ慣れず、体調をどう管理していっていいのか試行錯誤の毎日です。
ですが、どんな仕事でも、体調管理が第一です。利用者様を介護する仕事である以上、これまで以上に自身の体調管理をしっかりしなければと、食事や運動、リフレッシュなどをより心がけております。
これから寒くなります。みなさまもご自愛されながら、一緒にがんばっていきましょう。