よいヘルパー12

大森淳(新潟サービスマネージャー)



どんな会社に入っても
そのコミュニティの中で、
「活躍したい」
と思うのは誰もが思うことではないでしょうか。
その対象は、人によってさまざまで、ベクトルも様々。

・上司に認められたいという想い
・お客様(利用者様)から認められたいという想い
・○○には負けたくないという想い
・お金を稼ぎたいという想い

いずれも会社にとって必要なことで、必要な人たち。
この人たちは、誰かにとっていいヘルパーであり、
その対象が重なることもあれば、まったく誰とも重ならない強い一本の絆だったりします。

つまり、オールマイティにいいヘルパーになれる人もいれば、
あの人とどんぴしゃだったね!という人もいる。

会社にとってのいいヘルパーが、とある利用者のNo.1じゃないことは当たり前で、
利用者にとってのいいヘルパーが、会社からみた優れたヘルパーじゃないこともあります。
私は利用者にとってのいいヘルパーではなくなりました。
私がいいヘルパーになる必要がなくなったからです。
チームが助けてくれるし、チームが育つ必要があるから。
会社にとってのいいヘルパーになる必要がありました。

誰が何をできるか。
それを見つけられるのが、管理職の楽しみ。

活躍できる人はその達成から充実感とそれに見合う賃金で称賛される。
それを素直に喜びに感じることができる人は、この会社がいいと言ってくれる。
「それじゃ満足できない。」「成ってない。」
と会社を巣立つ人は、この会社はよくない。と言う。こともある。
人によって評価は様々で、会社を評価したり、会社が評価したり。

ただ、どちらもいいヘルパーであることは間違いない。

ふさわしい仕事をコーディネートできなければ、
いいヘルパーだったとしても
いいヘルパーになれる素質があったとしても
発揮できない。

言い換えれば

適した仕事をコーディネートされれば
誰でも、いいヘルパーになることはできる。
誰かにとっての。

ヘルパーを仕事にしたい。
そう思ってきてくれる人たちが、
いいヘルパーになれなかった。と会社を去るということは、
私たち管理職の怠惰であり、技量不足だと思う。
ただ、その希望者の量の多さや性格が様々で、コーディネートしきれない現実がある。
それは言い訳。力技でできないなら何か考えないともったいない。

とにかく。

人間は、どんな人でも、いくつになっても、無限の可能性を秘めていると
私は思う。
ヘルパーをやりたいと思えば、必ずいいヘルパーになれるし、その環境を掴むことができる。

いい人に巡り合えるといいですね。
もしくは、いいひとをたぐり寄せてください。


大森淳 プロフィール

1975年埼玉県生まれ。自動車関連専門学校卒。
板金・塗装、自動車部品設計、自動車マニュアル、回路図制作等、主に自動車業界での就業経験。
2014年、みつばちに恋し、農業と養蜂で食っていくと決める。
蜂との新たな人生を夢見て起業塾に散財。
2016年、起業して多くの学びと借金を抱え、家庭を追い出される。
何でもいいから働こうと派遣会社に登録し、
来た仕事をすべて引き受ける。
そんな中で2016年6月夜も昼も働ける会社という、
当時の私にぴったりなこの会社に拾われる。
現在新潟市エリアを担当。



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