「去年の振り返りと今年の目標について」

飯郷 仁輝



1時23分・・・日勤中心に動いている私が最近この時間になると脳が活発に動くことに気付く瞬間。大好きな“コカ・コーラ”を飲みながら、これまた“好物”であるT-SQUAREを流しながらこのコラムを記してみようと思います!

去年は私にとって非常に濃密な時間を過ごせた、おそらく今後の人生でもかけがえのないものを手に入れることが出来た一年だったと思います。

まずご利用者様の支援。ケア中に身体のひとつも触らせて頂けなかった丸二か月間、食事を上手く作れなく毎回NGを出されながらも支援に向かったあの時・・・思い出せばいつでも昨日の事のように体感として蘇ってきます。手技の向上や利用者様との信頼関係の気付き方一つにしても、すべては身体を触れさせて頂き慣れることから始まりました。

おっかなびっくりの毎日だったなあと思うとご迷惑も掛けたし、とても良い勉強もさせて頂きました。

現場に入っていて教えられることも多くあります。
現在妊娠5か月目の妻がつわりが酷く夜中も背中を摩りなかなか寝れないと、とあるご利用者様に会話の中でお伝えしたら、『おなかの赤ちゃんも頑張って生きているんだよ』と文字盤越しで言われた時には足元に穴があったら入りたいほどの恥ずかしい思いと同時に感動がこみ上げてきました。

そして“歩み寄り”。
支援時間迫るその日の最後に、

『また来週お邪魔させて頂きます!みんな○○さんのことが大好きですから!私も尊敬しております。来週が本当に待ち遠しいですよ!』

ご利用者様の顔がみるみる歪み涙をボロボロ出し始めました。ティッシュで涙を拭かせて頂きながら私ももらい泣きせずにはいられなかったです。
フルコミ営業時代は数字を達成することの快感にやみつきになっていたものですが、まさか50手前にして人対人でここまで感動することがあるとは・・・こんな素敵なお仕事に就けて本当に良かったと感じます。

介護業界未経験、知識もほぼゼロの中で、仕事のやり方、進め方など、先輩上司の方々に懇切丁寧にもご指導頂けました。

現場実務や統合課程講師、各ステークホルダー様へのご挨拶やご訪問やそのための毎週行われる社内ミーティングなどでステップを踏みながら介護業界の仕組みなどを造詣深く学ばせて頂きました。

ご訪問先で出会う関係各所様や一緒に働くスタッフがとても気持ちの良い方たちばかりで人徳にも恵まれた一年だったなあと、つくづく感じます。

読書も色々な教養本を読み漁りました。
大好きな科学本以外にも統合課程ではスピーチ関連本、CNやSM業務ではコーチングやコミュニティ関連の本など。『よし!今日はこれを覚えたから明日使おう!』と、一日に何か得るものを作って実践してみました。大好きなプロレス鑑賞やジャズギターの練習・理論解析などすらたしなむ間も与えない一年だったと思います(笑)

そんな『実りのある一年』をより開花させるために、まだまだ進化させて参りたいと思います。

去年はインプット、今年はアウトプットの年だと思っております。

去年身に付け覚えたことを基礎に考え、我々がより一層働きやすい環境を目指すために、ご利用者様に『やっぱり土屋さんに来てもらって良かった』と仰って頂けるような、誇れるより良い組織作りに応用していかなければいけない大事な一年になると感じております。

それには、社員皆さんと“一緒に”盛り上げていきたいです。

今年の目標は、個人的には“土屋”“ユースタイル”を通じて様々な方に出会うこと。組織的には、安心してお仕事が出来るようなコミュニティ作り(もちろん支援現場も含めて)。マインドセット的には、損得勘定を抜きにした奉仕の精神を身に付けること。

最近では“マインドフルネス”と呼ばれることが多いパッタリとご無沙汰な瞑想も再開してみようと思います(笑)。

あと私事で恐縮ですが(先ほどから何回も私事ですが・笑)、今年4月に第一子が誕生します。
私自身も子供のころは両親に色々な場所に旅行に連れていってもらいました。もちろんコロナの状況を見ながらですが私もこの世で一番尊敬する今は亡き両親に少しでも近づけるようオフの日があれば旅行に連れて行ってあげたりと、愛情豊かな人間に育てあげたいです。
今の私があるのは周りの皆さんがいるから存在するのだと思いますし、この場所にいられること自体のご縁への感謝を胸に刻み、困難なときは空を見上げて『お前はそんなもんか!』とのオヤジの怒声を励みに、日々アグレッシヴに進化を心掛けて生きていこうと思います。



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