年始コラム

久保田 理恵


縁を結び、縁を尊び、縁に随う

昨年1年間を振り返ると皆様のご縁に感謝する1年でした。
すべては私たちを選んでくださったご利用者様、ユースタイルラボラトリーに入社し現場を支えて下さったスタッフの皆様、
事業所運営を一緒に支えてくれたコーディネーターの皆様、他事業所の皆様のおかげです。
心を込めて、尊いご縁に感謝いたします。
昨年は、年始コラムで苦手なアウトプットをすると約束いたしました。
自身が学んだ事を研修で伝え、学ぶ機会を作ったり、土屋訪問介護事業所として初めて、地域の方に知っていただく為に地元のお祭りにスタッフの方と参加し、うちわを配布したり、求人活動を自分たちでしたり、重度訪問介護の普及の為に説明会なども実施したしました。

今後のアウトプットと自身の学びの為に、第13回長野県難病ケアシンポジウム、難病療養者を支える~自分らしく生きる~に参加し、難病当事者の方の気持ち、コミニュケーションを諦めない支援について考える機会になりました。
重度訪問介護の説明会をする中で、医療的ケアが必要なお子様の将来が不安だというご家族の話を聞き、医療的ケアが必要なお子様のケアについて、長野県医療的ケア児への支援の講演会に参加をしてきました。
ご家族の長期にわたるケアの大変さ、残される障害当事者の方、家族の思いについて学ぶ機会になりました。
多くの学びの機会を与えていただき、学んだことは今後の支援に役立てていきたいと考えております。

昨年、コラムを書いている頃、事業所で1人、沢山のご依頼を頂いているのにも関わらず、 すぐに支援を始めることが出来ませんでした。自分の不甲斐なさに涙が溢れたことを思い出します。
支援を始めるのには、コーディネーターが足りない、スタッフが足りない、自分自身の力も足りず、悔しい気持ちで年を越しました。
その後様々な方に助けていただき、1人1人のご利用者様とのご縁を結んで行くことが出来ました。
重度訪問介護の支援が広がっていくのには、まだまだ時間がかかるのが現状です。
1人でも多くの方を少しでも早く救いたい、ご家族の介護の力になりたい。
私が入社した当時は社員が10数名ほどしかおりませんでした、昨年入社していただいた方を合わせると30名程の人数になりました。
沢山のスタッフ、コーディネーター、ご利用者様、ご家族、土屋訪問介護事業所のお仕事をサポートしてくださる他事業所の方々と共にこれからもご縁を結び続けたい。
私共にお力を貸してくださる皆様、本当にありがとうございます。
これからもより多くの方の力になれるようご縁に随い精進して参ります。

これからも信州に重度訪問介護を広めたい、私の夢はまだ途中です。
その先は全国へ…。そして世界へ…。
今後ともよろしくお願いいたします。
新たな年も皆様のご健康をお祈りいたします。

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