一日一生

薄井俊明


私が、介護業界、そして土屋訪問介護事業所で働こうと思ったきっかけや理由を介護業界の現状を踏まえながらお話しさせていただきます。

突然ですが..あなたは仕事に何を求めますか?やりがい?達成感?安定やキャリア?

人それぞれかと思います…
私は、綺麗事に聞こえるかもしれませんが、
人の役に立つことを肌で感じたい、そして社会貢献がしたいという理由に尽きます。私の存在で、その方が笑顔になったり、また頑張ろうと思えることがケアワーカー冥利に尽きるとも最近思い始めました。

介護と聞くと、
少し暗いイメージだったり、
介護職だけは…と、除外される方もいるかもしれません。そんな介護業界に、明かりを灯したいと思いました。

①介護業界に興味を持ったきっかけ
介護業界を意識したタイミングは、今思い出すと何度かありました。
前職で営業をしていた頃、病気の症状など勉強したのを覚えています。ときには、パーキンソン病や膠原病、いわゆる難病の方とお会いしたこともありました。どんな時にお辛いのか、何ができて何ができないのか、参考書で読むより、ご本人に聞くことが一番でしたので、質問攻めにしていたことを思い出しました。当時のひたむきさは、今でも通ずるところがあるかと思います。

また、実際にお会いしたことはないけれど、土屋訪問介護事業所のご利用者様でもいらっしゃるALS筋ジストロフィーなどの病気、障害があることも知りました。
そして、ちょうどこの頃、目を背けたくなるような介護業界の現実も知ることになりました。
残酷な話ですが、しかし現実として、
今の日本は、超少子高齢化に歯止めが立ちません。
2025年問題も間近に迫っています。
蓋を開けてみると、老老介護や認認介護、ダブルケア、そして介護難民問題…要介護状態であるのに、介護を受けられない状態にあるといった現実があるなど他にも問題が山積みです。

そんな折、祖母がデイサービスから、特別養護老人ホームに入所することになり、自分ごととして、『介護』に向き合うことになりました。祖母は認知症も進み、今では私のことは覚えていないのですが…(涙)

② 土屋訪問介護事業所に入社した理由
結論からお話ししますと、『使命感』に惹かれました。現状として重度訪問介護業界は、営利企業の参入が少ない業界で、収益性の低い事業の為、それが参入障壁となり介護事業社などは参入していないです。
しかし、放っておいても事態は良くならない、寧ろ将来的には、少子高齢化社会となり介護の担い手も少なくなる。一層深刻化していく事態を変えるべく先駆者となっている姿勢に共感できたことが大きいです。

そして、1日8時間働くとしたら人生の3分の1は、働いています。
それだったら、成長できた企業の方がいいに決まっている!
土屋訪問介護事業所は、それを叶えてくれる企業ではと直感で感じました。困っている人がいるなら助ける。何と言われても、それが自然の摂理だと信じて。

また、組織の在り方の持論として
何をやるかはとても大切であり重要項目ですが、誰とやるかが私の中では、ウエイトを占めています。人生一度きりですからね、やらない後悔よりは、やって後悔。チャレンジあるのみ。
ケアを必要としている人達がいる現実は、変わりません。それを真摯に受け止め、ご利用者様、そしてご家族様に寄り添えるケアを追求しながら、自問自答を繰り返し、今日も「すべての必要な人に必要なケアを届ける」という想いでサービスを提供し、成長していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。 

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