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女性のリーダーシップ ワークショップに参加して

女性のリーダーシップ ワークショップに参加して

菅野真由美



先日安積遊歩さんの勉強会に参加させていただきました。テーマは「女性のリーダシップについて」です。

優生保護法による仲間達の壮絶な人生のお話や、世界からみた日本の女性の地位の低さなど、大変中身の濃い内容でした。

私たちからは想像もつかないような大変な人生をすごしてきたにも関わらず、明るく前向きでそしてとてもチャーミングな魅力があり、その小さな体から発する言葉や行動ははかりしれない力強いものを感じました。

私は正直この会社にくるまで「優生思想」ということを正確に理解していませんでした。言葉として耳にした事はあっても、その意味を掘り下げて考えた事もなく、また考えるような場面に出くわした事もありませんでした。ですが世の中にこんなにも苦しみ、辛い思いをした人達がいた事実は重く、今の自分に置き換えて考えるととても耐えられるものではありません。
自分の存在すら否定され、子供を産む権利すら奪われてしまう。
今の世の中は考えが多様化していて、産まない選択をする方もたくさんいらっしゃいます。
ですが、「産まない」のと「産めない」のとでは大きな違いです。それが法のもとにあたかも正しい事とされ、反発をしても抗議をしても投薬や拘束によって淡々と処置が行われていた事実を、この先も風化させることのないように伝え続けていかなければならないと感じました。

また、女性のリーダーシップについて、「女性とはこうあるべき」という無意識の偏見を捨て、誰とでも対等であること、という強いメッセージを送られていました。
確かに今までそのことについて改めて分析をした事がなかったのですが、「女性は思いやりがあって利他的である」という社会全体の認識のもとに育つことで、女性自身が「リーダー的な存在であってはならない」と思い込んでしまっている傾向があるように思えます。
多くの女性が「自己宣伝ができない」「条件が一つでも欠けていると手が挙げられない」「仕事の成功が自分の力によるものではない」等、日本の文化である「謙虚な女性像」が邪魔をし自分を過少評価してしまい、能力を十分に発揮できていない、また評価も受けていない方がたくさんいるように思います。
現在は求められるリーダー像が変化している時代です。ですから往来のリーダーらしさという型にはまる必要はなく、自分らしくいることが大切ではないでしょうか。 では自分らしさとは何か。
自分の奥底にある価値観や自分が実現したいと思うビジョンを目標に、自己を謙遜することなくやりたい事をやり続け自分らしく働くということではないでしょうか。

私自身、自分がリーダーに向いているかどうかと考えて今に至っているわけではありません。ただ目の前にあることを一つ一つやっていたらここに立っていたという感じです。
正直立たせていただいてから、遅らばせながらリーダーシップとはみたいな事を考えるようになりました。
世の中そんなに自信満々でリーダーになる方がいるのか、そちらの方が不思議です。
私の場合は、リーダシップに必要な資質が自分にあるのかとても不安でした。強さとやさしさ、行動力、判断力が自分に備わっているのかと考えたらとても恐ろしくて仕事ができません。
未だに自問自答しながらですが、チームメンバーには「やる事」ではなく「考え方」を伝えるようにしています。その考えをメンバーがどのように仕事していくのかも楽しみでもあります。
自分らしく仕事をする。
自分らしさを抑えているのは他ならぬ自分自身なのです。
自分を解き放って、多くの女性スタッフに、後退や現状維持ではなく、前進してほしいと願います。