私の福祉業界の始まりは特別養護老人ホームです。特養含め20年ほど何らかの形で福祉の仕事に就いてきました。前職は透析クリニックで看護助手をしていました。透析クリニックで働き始めた頃は体力的にも介助の負担的にもちょうど良いと思っていましたが時間が経つにつれて物足りなさを感じ始めるようになりました。このクリニックに介護士は必要か？このクリニックに私は必要か？と思うようになりました。だんだん福祉の仕事がしたいのかも分からなくなってきました。仕事は物足りない、でも介護施設には戻りたくないとずっと思っていました。介護施設では業務をこなすだけになってしまう自分が想像できたからです。(業務をこなす事が悪いとは思いません。必要な事だと思います。)業務に追われると絶対ではないですがスキルアップもなかなか難しいと思いました。(介護施設では人材不足で業務に追われることが多くなるのが現状だと思います。)この際、福祉にこだわらず福祉業界から卒業しようと思い仕事を探し始めました。でも、なかなか興味が沸く職種を見つけれないため職種を絞って探す事ができず時間だけが過ぎていき悩んでいる時にESLの求人を見つけました。重度訪問介護の求人はあまり見たことがありませんでした。訪問介護は経験した事がありますが重度訪問介護は未経験です。今までの経験が活かせるのか？逆に経験が邪魔をするのではないか？私に出来るのか？考えました。考えてもこたえが出るわけもなく重度訪問介護は介護士が医療に携われる末端だと思い、「現場」で福祉に携わる最後の場所にしようと思いチャレンジする事にしました。そしてチャレンジさせて頂ける事になりました。(ESLのホームページを見て沢山の他職種の未経験の方が居ることをしりそれにより後押しされた部分もあります。)
福祉の仕事だけに関わらず「観察」「気付き」「寄り添う心」は大切にしてきました。人としてとても大切な事だと思っています。重度訪問介護は1:1での支援になる為より一層大切だと思っています。ゼロからのスタートです。不安しかありませんがアドバイスを頂きながら必要とされる人材になりたいと思います。
ESLにチャレンジさせて頂けるようになり今思っている事は、一度は福祉業界から卒業しようと思っていましたが「現場」が体力的に厳しくなってきても何らかの形で福祉に携わっていけたらと思っています。
日々、勉強と努力で進んで行きたいと思います。
