介護職を辞めようと転職するはずでしたが…

山口 絵里子


はじめまして。
6月入社の山口絵里子です。
介護の仕事は5年目に突入しました。
こんなことを冒頭から言うのもおかしな話ですがあまり人の役に立ちたいとか考えたことがない人間で、この仕事につく半年くらい前まで介護職(ここでいう介護職は高齢者介護)なんか絶対出来ないだろうな、と感じてました。
 特にこの仕事を始める前は接客業をしていたのですが客層がお年寄りの方が多い為、認知症の方と接することも多く、思いがけないトラブル等があり他人事のように「高齢者介護をしているヘルパーさんて凄いな」なんて思っていました。

そんな私が何故急に介護の世界に興味を持ったのかというと当時の職場が閉店し、さて次の仕事はどうしようかとなっていた時でした。今では何きっかけで知ったかさえも思い出せないのですが2冊の漫画に出会いました。
・コバヤシさん作『ハードロック介護!』
・八万介助さん作『49歳未経験すっとこ介護始めました!』
前者は特養で働く若い男性介護士さん、後者は漫画家から転身、認知症の御両親と向き合いながら奮闘する中年の男性介護士さんのエッセイ漫画です。この2冊を読み「あ、楽しそう」だけで近所に出来たこれからOPENする特養の見学に行き、そこで働くことになりました。
そこからこの特養と有料老人ホームで働いて今に至ります。

今回直前まで働いていたホームを辞めた理由は施設のやり方に疑問を感じ心身共に限界を感じたからでした。もう介護は止めようと、介護職の求人サイトでなく一般企業の転職サイトを開いたらユースタイルラボラトリーに出会いました。
2年ほど前、大好きなメインハイチャンネル(頸椎損傷で車椅子生活のコウキくんと幼なじみのアラシくん、ユウタくんが3人で旅行に行ったり“踊ってみた”やドッキリ企画、日常の介助の様子を投稿してます。とてもオススメです!)というYouTubeチャンネルに出会い、気になってた重度障害者の方の介護ってなんだろう?法人じゃない福祉の会社ってどんな感じだろう?介護福祉士の資格活かせるな?喀痰吸引研修も折角とったのに勿体ないよな?なんて考えた結果今に至ります。
 まだ現場は先輩の介助を見学、メモと簡単な介助までしか経験していないのですが高齢者の方の介助とは全く違い、一つ一つ1から学んでます(施設で時間がない中、何十人もの介助に入ると我流が出て基礎を忘れます。自分でもビックリしてます)。5年前無資格未経験で始めた時の「人の体に触るのが怖い」という気持ちを最近また感じ、この気持ちを大事にしていきたいと考えています。
 今はリフトの取り扱いに四苦八苦してます。しかしよく考えたら高齢者施設で4つのタイプの全く操作の違う機械のお風呂を操作してきました。知らないけど出来ないわけじゃないな!と前向きな気持ちで仕事に取り組んでいけたらと思います。

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