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新型コロナウィルスと私たち  “正しく恐れ、正しく知り、正しく対処すること”

新型コロナウィルスと私たち  “正しく恐れ、正しく知り、正しく対処すること”

藤川洋子 



本日の感染者数〇人、〇県で〇人感染者、死亡者数〇人、テレビをつけても、新聞を見ても、人との会話も今の話題は新型コロナに関する情報だ。初めは自分にはあまり関係のないことだと思っていたが、緊急事態宣言が全国で出されるぐらいの状況になると、さすがに自分も罹るかも・・・対岸の火事の思いではなくなってきた。軽症でもかなりの苦しさであると報道されていることを聞くと、ただでさえ白衣性高血圧の私の心は沈んでいく。

面接の時のこと。ここの会社のヘルパーは大雨で車で移動できなくなった時、徒歩で利用者さんのところへ行ったと聞いた。そこまでして行く理由とは?

その先には命があるから

答えを聞いても???

何があっても支援に穴は空けられない。今まで生きてきた私の世界の中で存在もしなかった考え。理解できない頭でぼんやりとただ「はあ」と生半可な返事をして、そういう会社なんだということが記憶に残った。

入社して支援に入るようになって、ぼんやりだったその先の命の意味がわかるようになってきた。ご飯を食べること、排泄すること、清潔な衣類や環境、それは生きていくために必要不可欠なこと。普通なら自然にしていることなので切り取って考えることはない。その普通を普通とできることの支援。そのお手伝いの一端を担っているということ。それを感じるようになるのとほぼ平行しての新型コロナの流行。まだそれほど足しになるような支援は行えていない私ではあっても、カツカツの現状での欠員、ヤバい、ことぐらいはわかる。

海外では、自分を管理できない人は仕事の能力を疑われる、と聞いたことがある。ここでは、命に関わることである。感染させないことは当然だが、感染して利用者様の生活に支障が出ないように、自分の体を管理することの重要性は大きい。

無症状なのに症状がある人と同じくらいウイルスを排出する人が確認されている。知らずに感染を広げる可能性がある。そのことを思いに留めて、マスクを正しく顔につける。季節的なものとともに昨今の手洗いで手はカサカサだが、利用者様のところへ入ると手洗いを先にさせていただく。ハッピーバースデイの歌2回分の長さで洗うといいらしいことを伝えると、お家の方はほぼ「へーっ!」。コミュニケーションをとっていると親しみを感じて顔がだんだん近づいてしまう。ソーシャル・ディスタンスまではムリでも意識して間隔をとる。

終息の見通しがたっていない今、いろいろな報道を聞くたびに動揺しそうではあるが、新型コロナ対策マニュアルが言うように

 “正しく恐れ、正しく知り、正しく対処すること”

この言葉を基本として、自分とその先の命を守ることができるよう、自分にできる範囲で、ふさわしく行動をしていきたいと思う。