はじめまして。2024年2月に入社させていただきました、千葉事業所の竹田緋香瑠と申します。
私は、こちらで働く前は高校卒業して美容業界に約5年ほど務めていました。
選んだ理由としては、自分も綺麗になれて他の人も綺麗にできるそんな環境で働きたいと思い美容業界の道に進みました。
美容業界でお仕事をして約5年が経ち、2023年の1月からお母さんに「がん」が見つかりました。
最初はお母さん本人も｢そんな大事に受け取らなくて大丈夫だからね｣と言っていたので心配しながらも自分の事をこなしていましたが、4月くらいから色んな所に転移してしまい手術するにも今の状態だと難しいとの事で抗がん剤治療で様子を見ていくしかないと言われました。
今まで長かった髪も治療の副作用で坊主になってしまい、カツラを付けての生活などほんの少し前までとは正反対な状態になってしまいました。
抗がん剤治療を続けて5ヶ月くらいが経った時先生から、｢色んな抗がん剤を試してきたけどどれも状態が良くならないのと手術も出来ない状態ためこのままの状態だと早くて1ヶ月いっぱいが限界｣と言われました。
最後、緩和ケアを受ける所として病院で通院や入院か自宅で在宅療養するかというご案内を受け、最初はお母さん本人家族に迷惑をかけたくないという所で入院一択でしたが、先生の方から｢数日でもいいから自宅に行ったらどう？｣と案内してもらい、日数としては短い期間でしたが、在宅療養を受けることにしました。
その時に訪問介護さんに出会いました。
関わる時間は1.2時間と少ない時間でしたが、お母さんのケアはもちろんのこと、私たちのメンタルケアまでしていただいて、自分自身ヘルパーさんが来ない時は朝から晩まで一日中見守りを続けていたので最初は頑張れると思っていても次の日には自分自身のメンタルや体調面がグタグタになり少し病んでしまう時もありました。
そんな中ヘルパーさんが来てくれる時は安心できましたし、元気が出てきたのを感じました。
お母さんは9月下旬に天国に行ってしまいました。
その時、自分自身休職していてそのまま退職させていただき、自分のメンタルが回復するまではお仕事をお休みさせて頂いておりましたが、いざ次のお仕事どうしようと考えた時に、「介護ってマイナスなイメージがあったけどあんなにも素敵なお仕事でやりがいが身近に感じられるんだ」と思い全くの未経験だけど挑戦してみようと思い介護職で求人を探していました。
その時に出会ったのがこちらの土屋訪問さんでした。
未経験の方がほとんどな所と訪問介護というワードで応募し、有難いことに採用させていただきました。
入社して2週間がたちましたが日々緊張や不安との戦いです。
命を預からせて頂いてる状態なのと自分のお家ではないため失礼のないようにお仕事をしなくてはならないため、今までのお仕事よりも正直ストレスに感じてしまいます。
ですが、これから色んなご利用者様と出会い何事にも前向きに取り組みながら自分自身がもっと成長できるように頑張りたいと思います。
