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新型コロナウイルスと私たち  『ABC』

新型コロナウイルスと私たち  『ABC』

上杉秀貴



毎日コロナウイルスのニュースで溢れています。2ヶ月ほど前までは自分の地域にはまだ感染者がいないんだな・・くらいの受け止め方しか出来ていませんでしたが猛烈なスピードで感染が広がり、外出の自粛要請まであっという間に事態が悪化し、ついには先日緊急事態宣言が全国に拡大しました。とにかく人との接触は最低限にしなければなりません。
 しかしながら私たちの支援という仕事は家にいながらできるものではなく出勤しなければなりません。そこには私たちを必要としている方達がいるからです。変わらない日常を過ごしていただく為、命をつなぐ使命感に後押しされ日々現場に足を運びます。
 一方、利用者の方にとっては最低限の人との接触にしたくても私たちヘルパーが屋外から来ます。外部との接触は私たちだけの場合もあるかもしれません。私たちの存在は日常生活を送る為に必要な存在であると同時に大きなリスクでもあるといえます。
 私たちが利用者の方の健康を脅かす存在にならないために、そして利用者の方の変わらない日常のために、私たちが変わっていく必要があります。

仕事の基本はABCであると言われたりします。頭文字をとってA(あたりまえのことを)B(バカにせず)C(ちゃんとやる)ということですが、以前の職場でもよく見聞きする言葉でした。  外食産業に従事していた私は“業務”として手洗いをしていました。手洗いの重要性や菌の感染リスクについては学んできたつもりでいましたが、普段、自分は“手を洗う”という行為にどのくらいの時間をかけているだろうか。普段何気なく手洗いをしているときは数秒から10秒程度ということも多いのではないだろうか。
 正しく手洗いを30秒すれば86%以上の菌が減少するともいわれています。当たり前ですが菌は汚れのように目に見えるものではないので、手順、時間で判断しなければいけません。“洗った“というレベルから”ちゃんと洗った“といえるように意識も行動も変えていかねばなりません。

コロナウイルスが蔓延する今、何かできることはないだろうか?と自問してみた時に、何か新しく斬新なアイデアを考えたりするよりも、出来ることはすぐ身近なところにあるということだと改めて思いました。
 うつらない、うつさない予防も、あたりまえにやれることを軽視せずにしっかりやりきる。手を抜かずにきちんとやるということを改めて肝に銘じ、行動しようと思います。

この窮地を関わりあえる人達全員で乗り切っていきたいと強く思います。