新型コロナウィルスと私たち  くれぐれも「大丈夫だろう」と過信しないで

新型コロナウィルスと私たち  くれぐれも「大丈夫だろう」と過信しないで

高橋由美子



コロナウイルスの報道が世に出始めた当初、私は正直なところ特に感心もなく……驚きはなかった。なぜなら、それ程大流行してしまうものではないと勝手に思い込んでしまっていたからだ。しかしそれは、大きな間違いだった。
介護に携わるものとしては、と言うと大げさかもしれないが、失格なのかも知れない。
命を繋ぐと言う事に関しては最前線にいる仕事なのに。

3月初旬、テレビで見ない日は無いという頻度で……、徐々に身近に迫ってきた脅威に気付かされる。コロナウィルスによる侵略が世界中各地に広まってきたからだ。

そしていよいよ生活が大きく変わり始める、マスクが店頭から消え去り、小中学校が軒並み休校となり、各地でのイベントが中止となった。
それに伴い、娘達が口を揃えて言う。

「ママ~? コロナで学校休みになっちゃったけど家から出れないの?」

今まで画面越しに知ってはいた現実に実感が沸き、直にストレスとしてのしかかって来る。でも結局、私は自分達の事しか考えていない。余裕など全くなく、人の事まで気が回らなかった。これはコロナウイルスが非常に感染力も強い事実を認識出来ていないからだと思う。

私達ヘルパーは日夜を、地方、地域を問わず外に出て、利用者様のお宅で仕事をする。人と人との接触率が非常に高い仕事である。だからこそ、感染予防には充分気をつけなければならないのだ。

自分の身を守りつつ、利用者を守る事が最優先。
仕事もプライベートも、すべてがままならない現状の中でうまくやっていかなければなりません。

その上、このコロナウイルスに限らず感染予防を心がけていきたい。
くれぐれも「大丈夫だろう」と過信しないで下さいね。
命を大切に!!



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