はじめまして。非常勤の介護スタッフさせていただいています、森田と申します。「初志貫徹」というテーマなんですが、そもそも初志貫徹とはと思い意味を調べたところ下記でした。
初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。▽「初志」は思い立ったときの最初の気持ち・志。「貫徹」はやり通す、貫き通すこと。(goo辞書 https://dictionary.goo.ne.jp/)
辞書の初志貫徹の意味をみると困難や誘惑があっても負けずに取り組み達成するという真面目な、硬派な印象を受けました。固く決意したはずのダイエットも続いたためしのない私なので、初志貫徹のテーマは違うような気がしましたが、心に決めたことを「結果的に」実現したこともあります。私の場合、「結果的に」に重心があって初志は達成できたが、その過程が心もとないこと、誰かに頼っていることが多々あるように思います。ちょうど現在進行系でそれを感じています。
現在、私は学校に通いながら勤務しています。私の志は学校を卒業して人の役に立つ仕事をしたい、ということです。ただ、初志からゴールまでの道のりに勉強や人間関係など大変に感じるときがあり、悩んだり、自分の選択が合っているのかなと自問自答することがあります。そうしたつらさを感じながらも、ダイエットが続かない意思薄弱な私がなんとか初志に向かって進むことができるのは、支えてくれる人がいると私自身が思えたり、支えられた経験、記憶があるからではないかと思います。
それを少し別の角度でみます。ストレスに対しての行動や思考のことをコーピングと言います。コーピングには問題に焦点をあてるものと情動に焦点をあてるものがあります。私は勉強や研修などでストレスフルになったとき、友人や知人、気心知れた人と過ごすことで気持ちが落ち着いたり、別の発想が湧いてきたり、あきらめるのではなく頑張ったら喜んでくれる人がいるのでは、と認知や行動を変えてみたり、など意識的にも無意識的にもコーピングをしています。私のコーピングの原動力の多くは友人や知人、家族など人との関係性である気がしてきます。私にとって、これまでも現在も初志を貫徹することには、もちろん自分がメインではありますが、その過程に他者との関係性やサポートがあったからできたことと思います。同時に、私自身の初志貫徹が縁によって誰かの初志貫徹の一助になれるようになったら良いなと思います。