ぶらり独りで甲州裏街道うまい酒にうまい肴①

ぶらり独りで甲州裏街道うまい酒にうまい肴①

原田 義雄



今日も漢は独り一杯のうまい酒にうまい肴を求めて
独り孤独に山梨の街へ消えていく・・・。

なんていうことをなかなか出来ない世の中の情勢でして、、、。
ならば行ったつもりでご紹介していこうじゃないかと、、、。

山梨の街のグルメ情報を皆様にお届けして、いつか山梨に来た時には立ち寄って欲しい
お店や食べ物など某旅雑誌に掲載されない秀悦な地元の人がこよなく愛する
そんな裏街道をご紹介できればと思っております。
とは言え、私の主観でのピンポイントな紹介になりますので、必ずしも皆様の趣向に合ったものかどうかは一物の不安を抱えてはおりますが、、、。

紹介の前に山梨県のご紹介を少しさせていただきます。
皆様も山梨と言えば、、、ご存知の方も多いでしょう!そう!山梨と言えば、、、。

桃と葡萄の日本一の産地でございます。果樹園地帯が扇状に形成された大地にビッシリでございます。
桃や葡萄だけではなく、サクランボや最近ではイチゴ等扱う農家さんが増えてきました。
また山間部ではブルーベリーや様々な果樹の栽培も増えてきまして。

年間通してフルーツを堪能できる街!それが山梨の今の姿です。

食べ物だけではなく、温泉やキャンプ地としてもなかなかの人気ぶり、
富士山・富士五湖・昇仙峡・八ヶ岳・南アルプス山脈なんかも人気スポットです。

南アルプスから流れる川で育ったお米もブランド米としてその品質はなかなかのものです。
そして空き家もたくさんありますので、格安購入できます。

さて、今回第一発目には何を紹介しましょうか悩みましたが、、、。
山梨県は東西南北山に囲まれた土地柄ゆえに、海への憧れが強く特に海産物は昔から貴重であり珍しいものであった歴史的背景もあり、魚への思いが強くそれも鮪は特に好まれて食されてきました。
そんな鮪を大胆に盛り付けたこちら、甲府市の焼き鳥屋の「とり美」さんのまぐろのブツ一皿500円
ごく一般的なまぐろのブツはだいたい四角いサイコロ状にカットされたものが多いですが、ここのブツは切り身でドンです。
しかも、赤身のところだけじゃなく中トロ部位まで紛れてきます。
ワサビ多めがまたたまりません。ワサビ多めで食べるのが私の流儀で、鼻にツーンと涙が出るほど一撃多めに食べながらの、瓶ビールが裏街道の漢の姿であります。

スーパーや鮮魚店へ行ってもなかなかこの価格でこのボリュームと品質の物はないかと、、、。

初めて私が訪れた時は各客席にこのブツが運ばれていました。テイクアウトで持ち帰る人もいました。その光景はここは焼き鳥屋じゃなくマグロ屋だと体感しました。

味も鮮度も抜群です。
海産物を運ぶ輸送技術の進化に頭が下がります。
海で釣りあげる漁師の方・トラックで運ぶ運転手さん・鮮度を維持できるシステムを考えた方々・関係会社の方々やお店の店主やアルバイトの方々には本当に感謝します。
誰一人かけることなく繋がっているいるからこそ食せる幸せ。

この価格で提供し続けるお店の経営の仕方を見るとほんとにがんばってるな~っと感心します。いつも地元の常連客で客席はいっぱいになってる姿を見ると皆に愛されてるなと感じます。

私はだいたいカウンターで独りで飲み始めて、隣に座る地元の年配の男性と話すことが多く、
なんだかんだで仲良くなり、顔見知りから、飲み友達的な感じで、連絡先などは交換しないですが、このお店で再び会ったときに「生きてました??」と冗談を混ぜながら話したりしたのを思い出します。
最近はなかなか足が遠くなってしまい行けないのですが、、、。
また落ち着いた頃に行きたいお店の一つです。

ぜひ皆さんも機会があればお立ち寄りください。


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