皆さまお元気でしょうか。
梅雨が明けました。
途端に猛暑猛暑の日々です。
利用者宅での支援は空調が効いているところばかりではなく、スタッフの方々には大変な思いで現場に望んでいただいていることと思います。
緊張と暑さが重なり流れる汗を拭うことが追いつかず、ポタっと垂れてしまいお叱りの言葉をもらってしまったことが私も幾度かありました。
生理現象とはいえ恥ずかしさと申し訳なさ、自分のふがいなさの渦の中で支援を行った記憶があります。
今はコロナ対策のため、マスク・グローブをはじめ状況によっては防護服やフェイスシールドの着用をせざるを得ない場合も多くあります。
この暑さの中でそれを行うことは体力的にも精神的にも容易ではありません。
利用者とスタッフの安全と安心を守るために日々頑張ってくれているスタッフや関連業種の方々達が、どうか体調を壊すことなく夏を乗り切ってくださることを切に願っています。
さて今月のテーマは「介護とは?」
現場の方々を中心にお話し聞いてきましたのでご紹介させてください。
「あなたにとっての介護とはなんですか?」
「家族の一員になること」 /20代男性
「寄り添い安心して生活を送れるようにお手伝いすること」 /20代女性
「寄り添い、杖となり支えること。衣食住をただケアすることだけでなくコミュニケーションを積極的にとり心のケアをして生活をより良くしていくこと」 /20代男性
「間接的でなく直接的に人の役にたてる数少ない仕事」 /30代男性
「日常生活において困難な事を安全にかつ本人の意思を尊重してサポートすること」 /30代女性
「人の役に立ちたい!という想いを形に出来る仕事」 /30代男性
「思いやりと気遣う気持ち、思いやりなくしてやる支援はただの作業だと思います」 /30代男性
「困っている方がいたら誰でも手を差し出せるような社会にする為の活動。とにかく相手を思いやる気持ち、目配り、気配り、心配りと好きだと思って接すること」 /30代男性
「利用者様が安心して生活するための手助けをすること」 /30代男性
「心地よく日常を過ごしていただくためのお手伝い」 30代男性
「その人の尊厳を守りながら、自立をサポートすること」 /30代男性
「寄り添うこと」 /40代女性
「本人の命をつなぎご家族との時間とつなぐこと」 /40代男性
「障がい者に対しては手足を演じる俳優、女優。高齢者に対しては、認知症の有無で。有りなら、幸福の時間を作る幸せクリエイター、無いなら、高齢者の生活サポーター」 /40代男性
「利用者様のして欲しいを、目配り・気配り・心配りで叶えるだけでなく その人らしい生活をサポート、支援する事」 /40代女性
「諦めかけたことを、諦めないために、そんな存在でありたいと思います」 /40代女性
「困っている方の不足している部分を補い、それによって自分も助けられています」 50代女性
「その人の出来ないことの手助け」 /50代女性
「困っている方の手助けをするだけでなく、御家族の心身の健康も担うもの。計画性、対処方法も多様の為、自己成長にも繋がる」 /50代女性
今回もご協力頂きました方々本当にありがとうございます。
お話やコメントをお聞きするたびに心温まる思いでした。
改めてこのような想いの方々と一緒に仕事が出来ることに誇りを感じました。
私も介護を目指したときは家族の介護がきっかけでした。
でも自分の生活のためにその職業を選択したのも事実です。
初めは自分のためでした。
ですがやっていくうちにそれが人の役にたち社会の役にたち、気が付けば自分のためよりも誰かのために動きたいとの想いに変わっていきました。
誰かを笑顔にしたい。
その笑顔を繋げたいと。
介護の現場は日々色々なことがあります。
時には自信を失うことも。
正解が見えないことも。
ですがそれ以上に得るものも大きく、自身の存在意義や価値さえも高められる素晴らしい仕事だと思っています。