目指すもの

小松正樹


皆様はじめまして。
2022年4月に入社しました小松 正樹と申します。よろしくお願いいたします。

まず、自己紹介させていただきます。
 出身は北海道の十勝地方にある音更町という町です。高校生の時に人に尽くすや感謝される仕事がしたいと思いはじめ、当時通っていた整骨院の先生から看護師を勧められたことがきっかけで看護師になろうと思い、高校卒業を機に札幌の看護大学へ入学し一人暮らしを始めました。
 大学生の頃は居酒屋やホテルマン、引っ越し屋、派遣スタッフ、ビールの売り子などを通じて様々な社会経験を積むことが出来ました。本業の看護学生に関してはほぼ寝られない実習で解剖生理や病態疾患、アセスメント力などを徹底的に頭に叩き込まれ、危なげなく国家試験も合格し道内の急性期病院に就職も決まり、無事に正看護師になることができました。
 看護師時代は、1年目の頃は消化器外科病棟という大きな手術後の患者さんを看るという大変忙しい現場に配属されたということもあり、学生の頃よりもさらに専門的な勉強を毎日していました。初めての夜勤で僕の受け持ち患者さんが急変し泣きそうになりながら周りに助けを呼んだ記憶があります。その後も様々な経験をさせていただき、翌年にはCOVID-19が流行り始めたため、僕は最先端の治療に興味があったので希望してコロナ病棟へ異動し退職までの約1年間、外科病棟とコロナ病棟を兼任していました。そして今年3月に退職をして、上京を機にユースタイルラボラトリー株式会社に入社しました。

 余談ですが趣味は登山とキャンプ、写真撮影、サウナです。
登山は死ぬまでに日本百名山を登りたいと思っております。キャンプはキャンプ場でもしますが、登山中の山小屋などでテント泊などもします。基本的にアウトドア大好きなので夏は日焼けで黒くなっています。
 以上が自己紹介です。

 看護師として勤務をしていた時に勤務先の同期や大学の友達が病院をどんどん辞めていきました。なぜ辞めるのか聞いた際に、ライブイベントなどの理由はありましたが、多かったのが人間関係でした。人と人なので相性が合う合わないはあると思いますが、退職してしまっては現場やその人にとってもプラスにはなりません。
 この頃から私は、スタッフが安心して働くことのできる職場を作りたい。極端ですが、辞めない人材を育てたいと思い始めました。訪問看護という道もあったのですが、現在訪問看護は全国的に需要があり、2021年時点でのステーション数は約13000件となっています。
ただ廃業数や休止数も約800件となっており、廃業率は約6%近くあります。これがどういうことかというと、2019年の全職種の廃業率は3.4%とされており、比較すると訪問看護は廃業率が高いことがわかります。
理由の1つとして訪問看護は医師や看護師が開業することもできますが、医師や看護師は医療の専門的な知識が優れていても、経営の知識が優れているわけではないため廃業してしまうといった事例が挙げられています。そのため私は経営やマネジメントの知識を身に付ける必要があると考えました。
 しかし、現在日本では3035年問題という介護士の人員不足や医療が切迫する時代が予測されています。そのため私は看護ではなく、介護の現場でその問題に対して何か変化を起こすことがしたいと考え始め、その問題に対して行動を起こしているNPO法人やソーシャルビジネスの企業を探し始めました。その時に今のユースタイルラボラトリーとご縁があり今に至ります。今までは病院という治療を優先して行う場にいましたが、今はご自宅という場で利用者にサービスを提供するため、その方のライフスタイルや価値観に合わせた工夫や関わりが重要だと感じています。

 これから私は重度訪問介護を経験しゆくゆくはマネジメントの領域に足を踏み入れようとしています。失敗することもあると思いますが、チャレンジ精神を持っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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