お疲れ様です。
東京のサブエリアマネージャーの成澤です。
各地のいろんな方がコラムでかなり深く掘り下げて下さっているので、私からはただ1点のみ述べさせていただきます。
私が思う「良いヘルパー」とは
ありがとうとごめんなさいが言える
これができてる人かなぁと思います。
説明していきます。
他の方のコラムでも出てきてますが、この仕事で大事なのはコミュニケーション能力だと私も思います。 私の思うコミュニケーション能力とは、面白い話が出来る事や、立て板に水の如くトークを展開出来る事… ではなく
必要な時に必要な言葉が言える
そんな能力だと思います。
大層な書き方してますが、何の事はありません。
街中で人と肩がぶつかったら「すみません」って言うと思うんですけど、そんな程度の事です。
仕事をやってればミスもします。
言われた通りにやったつもりが出来てなかった…」なんて事もよくあります。
私自身、未経験で何の知識もなくこの業界に入ってきて、現場に行った時は注意されまくりました。
私はダメ出しをされたりしたら、まず謝ります。
これは自分が悪かったから謝るというよりは、「自分のした行為で不快感を与えた事」に対しての謝罪です。
その後話を聞きます。
どこがダメだったのか。どうして欲しいのか。
そして何がいけなかったか振り返って、次ミスらないようにするにはどうしたらいいかとか考えます。
言いがかりであれば反論はします。提案もしたりします。
ただ、自分に多少でも落ち度がある場合は再度その部分は謝罪します。
それ以外でも身体介護中に不意に爪が当たってしまったり、掃除中に掃除機がベッドにあたったりした時etc、都度簡単にでも謝ります。
小さな事かもしれませんが、人対人のお仕事ですからお互いに気持ちよくいたいのです。
言い訳は本当に身に覚えがない限りは、あまりしてなかったと思います。
自分が逆の立場であった場合、恐らく不快に感じると思うからです。
ありがとうも同じです。
利用者さんの中にはこちらを気遣ってくれる方、介助中に自信の力で協力しようとしてくれる方がいらっしゃいます。
そんな時は軽くでも「ありがとうございます」と伝えるようにしています。
ヘルパーの存在は、どうしても利用者の生活に食い込んでいきますので、単純に「仕事上での付き合い」とは言い難いです。
場合によっては、友達以上家族未満の存在といえるのではないでしょうか。
親しき仲にも礼儀ありと申しますが、お互いの距離が近くなりがちな存在だからこそ必要なコミュニケーションの在り方があるのでは無いかと思います。