皆様はじめまして。新入社員の鈴木美緒と申します。
この度1月より入職させていただいております。よろしくお願いします。
今回は私が介護の仕事を始めたきっかけについて、お話しさせていただきます。
私には昔から夢がありませんでした。
自分が何をやりたいのかわからず、進路を考える際には、半ば無理矢理に消去法で自分の好きなものを絞り込み、なんとなく洋服が好きだという結論に達し、大学卒業後はアパレル企業でオーダーメイドの洋服を作成していました。
アパレル在職中に、脳性まひのお客様のオーダーメイドスーツの作成に携わる機会がありました。
手足の可動域を伺いながら採寸し、どのような服が欲しいのかというご要望を伺いながらお話させていただく中で、初めて障がいと共に生きる方の生活について考えました。
大変だなと思うと同時に、絶対にこのお客さまのご要望に応えられるものを作りたいという強い意欲が湧きました。
出来上がった服を着て、笑顔で鏡をご覧になっているお客様を拝見した時には、今までにない達成感を得ました。
お客様と一緒にひとつの目標を達成したような気がして嬉しかった事を、今でも覚えています。
その際に、お客様と一緒に来店されていたヘルパーさんともお話させていただいた事で、ヘルパーという仕事の存在を知り、興味を持ちました。
私には夢がないけど、元気だけは人一倍あるから、誰かの夢を叶えるお手伝いが出来る介護のお仕事が私には向いているのではないかと思い、介護のお仕事を始めるに至りました。
現在介護職11年目です。
これからも、一人でも多くの利用者様のご希望を一緒に叶えていきたいです。
介護経験の年数だけはベテランの域ですが、重度訪問介護に関しては新人です。
皆様ご指導よろしくお願いします。