初めまして2023年11月1日付けで京都事業所に入社させていただきました入江幸と申します。
介護施設や病院の看護助手として長年勤務しておりました。
介護施設は規模の大きな施設で入所者様が1フロアーだけで60人以上
毎日お風呂やレクリエーション、おむつ交換や食事介助、更衣、シーツ交換など様々な介護業務に追われるばかりで入所者様お一人お一人とゆっくり向き合う時間もなく、とにかく時間内にこれもあれもしないといけない、利用者様からお願い事をされても「少し待って下さいね」「後で来ますね」と言わざるを得ない環境に疑問を抱き私のしたい介護ではないと思い転職致しました。
病院での仕事も同じように時間に追われ、お一人づつ深く関わる事も出来なく毎日助手業務をこなすだけで必死の毎日でした。
それでも病院なので看護師さん達が患者様を観て下さっている、私達は深く関われなくても「仕方ない」と自分に言い聞かせて働いていましたが、看護師さんも日々の看護業務に追われ結果的にお一人づつの細かな要望などに答えられない事で看護師さん達もまた歯がゆい思いジレンマを抱えていらした方が多かったように思います。
ずっと介護現場から離れ医療現場で頑張って来ましたが今が年齢的に最後のチャンスになると思い、もう一度介護の仕事を頑張ってみよう！ 利用者様の気持ちに寄り添える介護がしたい！と思う気持ちが強くなり転職を考えました。
そこで仕事を探しているうちに重度訪問介護に出会いました。私自身知らない言葉でした。
「すべての必要な人に必要なケアを届ける」の理念に共感し、こんな微力な私でも利用者様に寄り添い必要なケアをして差しあげられるのではないか、じっくり利用者様に向き合えるのではないか、流れ作業のように時間に追われる事なく丁寧な支援をして差し上げられるのではないかと思いこの仕事を選びました。
医ケアは初めてで戸惑う事も多く不安もありましたが先輩方の指導も受けながら日々努力しております。利用者様の大切な命と向き合い支援させて頂くことに怖さもあります。
しかし障害をお持ちで支援を必要とされてる方々、全ての人に重度訪問介護を知って頂き必要なケアをお届けできるように、そう言う気持ちで支援に入らせて頂いています。
利用者様と共に私自身も成長させて頂きながら喜びを共感でき会社、京都事業所の発展に尽力して参りたいと思いますので今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
