「初志貫徹」

新井 昌彦



初志貫徹
改めて、調べてみると奥深い言葉です。

「初志」は最初に定めた志や目標、「貫徹」は最後まで意志や方針を貫き通すことを指す言葉で、ふたつを合わせると「初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。」

プロ野球選手にとって、2月1日のキャンプインは、元日のような一日です。
志を同じくしてのスタート。
まさに、初心忘るべからず。
そこで抱いていた“初心”をどこまで忘れず
持続させるかが、その後の行方を変え、
シーズンを何度も乗り切り、初志貫徹させた者のみが、一流選手への階段を上っていきます。

私は「継続は力なり」という言葉を大切にしています。前職では、コロナ禍の中、連日ニュースの話題となっている飲食店への酒類の営業をしていました。
20代前半、社会人として右も左もよく分からない中で、一歩ずつ歩み続け、約20年間、
退職する日までお客様のために何が出来るのか?を常に考え続け、行動することができ、
継続することの大切さを肌で感じています。

そして、新たな道を志し2020年7月に介護業界の門を叩き、ユースタイルラポラトリー(株)土屋訪問介護事業所へ入社しました。

現場での研修を経て、独り立ちするまでの道のりは、日々不慣れな医療的ケア・生活介護(家事)と悪戦苦闘する毎日でした。
利用者様への支援は、毎日・毎週と1日たりとも同じ状況はなく、現場に穴をあける事は出来ないので、気が抜けませんでしたが、時間が経つに連れて充実感を感じるようになりました。

月日を重ねる毎に知らなかった事を知って、
出来なかった事が出来るようになって、
特に秀でたものを持っているわけではないけれど、純粋に「成長してるじゃん」と素直に思えたりするようにもなり、これもひとえに、マネージャー・コテーディネーター・先輩方々が、時には厳しく、時には優しく親身になって指導してくださったからこそだと思います。

2月からは、コテーディネーターとして自身も担当利用者様のことを今まで以上に考え、一緒に支援を行なう仲間達と共に、初志を大切にしながら、ユースタイルラポラトリー(株)土屋訪問介護事業所の一員として歩みを進めたいと思います。



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