介護職は部外者を受け入れないのか

辻千鶴子


久しぶりに入社オリエンテーションにほんの少しですが、参加させていただきました!
弊社では入社した方全員に、約一週間様々な研修を受けていただいています。

研修内容は資格の取得から入社の心構えの部分、また現場での立ち振る舞いについてなど多岐にわたるものになっています。
その最後に入社オリエンテーションを行っています。新たな門出の不安を少しでも取り除きたいという思いで行っています^^
そのような趣旨もありどうすれば働きやすいのか?というヒントを得るためにも、最後に皆さんの抱える不安についても伺う時間を設けました。
入社したばかりの社員さんの話を聞くと、当然ですがたとえ経験者でも不安を抱えています。内容は様々で当然仕事内容のみに留まりません。
環境が変わる際には人間関係も一からの構築になり、その中で仕事を覚えるというのは本当に大変なことですよね。

そんな中で今回耳にしたなかで特に印象的だったのは
福祉一本の方々や他社とのギャップについてというものでした。

未経験がなじめるのかや、介護一筋でやってきたスタッフやボランティア寄りというのでしょうか。そのようなマインドの方々や他社さんと衝突するとよく聞くというような内容のご質問でした。
どれも介護業界にいれば必ずと言っていいほど耳にするあるあるな内容ではあるのですが、ここが弊社の場合はスタッフにとっては初めの時期はキーポイントにもなる部分かと感じます。
NPOさんやや他社さんとの温度差を現場や担当者会議などで感じる場面もあるかと思います。
弊社の取り組んでいる課題は現場視点で見ると大きすぎて、日ごろはピンと来ないこともあるかもしれません。
ですが常日頃NEWSで目にする話題や高齢化社会・2025年問題など目をそらせない課題は山済みです。自分事に感じづらいかもしれませんが社会の問題=自分の問題になりうるんですよね。
だからこそまだ見ぬ利用者さん・困っている方々・力を発揮したいスタッフさんにお会いするべく会社に力をつけなくてはいけません。会社として利益が必要なことへの理解などを研修に盛り込んでいます。

また質問をくれた男性社員からは
「社会的なイメージでボランティアというイメージ強かったが、研修を受けたことで社会での介護業界のイメージ変えたい」という言葉も出てきました!
まさに会社からのメッセージを受け取ってくれたような発言に、筆者も聞いていてうれしくなりました!
これらを体現するのはあくまでも各現場でもヘルパーの皆さんに他ならないと思います。
皆さんの現場での活躍を心より応援しています!

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