思う想いのその先に

原田義雄

またまた、私のもとに1本の電話が鳴りまして・・・。
「もうかれこれリハビリ含め2年は入院生活をしている方がいて、在宅復帰を目指しているのですが、土屋さんはどこまで出来るのでしょうか??」と、病院のケースワーカーさんより問い合わせがありました。
詳しく話を聞かないとこちらもどのように支援をしていくべきかが見えてこないので、一度お話をしたいとお伝えして電話を切りました。

後日病院に行き本人とも面会させていただき、ケースワーカーさんから話も伺いました。
重度訪問介護を使用していきたいとご家族さんからも要望があってと、、、。しかも土屋さんにとご家族から話がありましてね~。と
その場にはご家族様は同席できなかったのですが、改めて後日相談員の方も含めて話して連絡しますという言葉を受け取り
その場を後にしました。

数日後に相談員さから連絡が来ましたが、「今回は重度訪問介護は使用せずに在宅復帰していく流れになりました」と
連絡を受けました。
この時私は、今回はご縁が無かったけども、いつかこの方は私たちを必要とする日が来るんじゃないかな?っと
何の根拠もありませんでしたが、そんな気になってました。その日が近く来るとも思わず・・・。

そこから・・・。在宅に戻ってからご家族さんの負担が思ったよりも大変で、睡眠もとれないくらい大変になってしまい
僅か1週間で再び病院に戻られる形なってしまったと連絡を受けました。

ご家族様もやはり重度訪問介護を使い夜間のケアも含めてお願いしたいと要望もあり、ご家族様含めての話し合いの場を設けていただきました。

再入院から転院となり、そこから在宅復帰に向けて予想していたサービスボリュームを大幅に超える 支援の必要性があることを知り、退院までの間にスタッフのマンパワーの確保から、支援の在り方について 何回も打ち合わせしながら退院までの間準備に勤しみました。

いきなりの退院からの支援より、本人と少しずつ慣れていく為にも、外出・外泊時の支援を何回か踏んで
サービスを本格始動していく方向性になり、主要スタッフも少しずつ関わりながら徐々にスタート日が近づいてきました。

最終確認調整を奔走された相談員さん。支給決定して頂いた役所の方。バックアップ体勢を取ってくださる病院の方々。
その他関連事業所の皆さまの協力のもと自宅に戻ることができました。

ご本人とご家族様の思いを、各関係事業者が協力して在宅に戻って生活できることを実現させることができました。

初めのうちはスタッフも手探りで、ご家族様に負担がかかってしまうこと、本人含めてストレスがのしかかる事
口で説明するよりも様々な事を今から体感していく事ありますが、どうか将来への一歩を踏み出した事と、
1年後・3年後の生活が穏やかに過ごせるために今があると思って頂いて、土屋として最善を尽くしていきますので よろしくお願いします。とお伝えし、サービスが始まりました。

もうすぐ退院から1か月が経とうとしていますが、以前に比べて比較的本人も落ち着いて生活が出来ている事や
ご家族様も夜ゆっくり休めているそうです。

またご家族様からも助かってます。ありがとうございます。と感謝のお言葉も頂けました。

思いは実現できることをまたまた証明出来た!
そしてこの支援を継続させていく事に全力で取り組むだけです。

ちなみに、冒頭のケアワーカーさんや相談員さんのいる事業所さんから
新たに困ってる方の依頼が次に待ち構えています。
こちらも全力で応援します!土屋ですから!!

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