介護の仕事を始めて

清水真理

初めまして。1月1日に入社を致しました、清水真理と申します。藤沢事業所に所属しております。
私は、これまで介護業界には無縁の会社勤めをしておりました。
皆様の中には分譲マンションにお住まいの方が多くいらっしゃるかと思います。
マンションには管理組合があって、日々の管理の他、理事会や総会が開催され、1年の決算報告や設備点検の報告、工事の提案などがされると思いますが、その様な会社でフロント担当者としてマンション管理の仕事に携わって参りました。
私は、皆様のように介護に対する信念や、目標を持ってこの業界に進んできたわけではなく、友人から聞いた『介護業界って常に人材不足なんだよね』と言うひと言からでした。
いくつかの選択肢の中の一つに介護職があり、何気なく見ていた募集要項のユースタイルラボラトリーが目に留まりました。
運が良かったとしか言いようがありませんが、動機は不純で、皆様に対してお恥ずかしい限りです。

他の職員の方のコラムを拝見しました。
『今まで健康だった私が治らない病気になり、自由が効かなくなってしまった人の気持ちがわかりますか』
私には到底理解が出来ないと思います。
介護を必要とされる方の中にはこの様な気持ちをお持ちの方が多くいらっしゃると思います。
今、少しずつ研修やご利用者の方とお会いする機会が増えてきた中で、より真摯な姿勢でこの仕事と向き合って行かなくては、と言う思いが増してきています。
知識はもちろんのこと、技術的な面も多くの学ぶべきことが山積みです。
病気や障害をお持ちの方が、これまでと同じ当たり前の日常を過ごして行けるには、私は何をサポートすればいいんだろうか?
他人である私がここにいること事態が、ご家族にとって非日常と感じることでしょう。
でも、この仕事を選んだからには、少しでもご利用者の方の気持ちに近づける様、努力をしていきたいと思います。
理解しようとする思い、昨日と少しずつ変わっていく努力は、どこかで通じるものと信じて進んでいこうと思います。
数年後、今回のコラムを読み返し、最初はこんな気持ちだったのか、と振り返る事ができるようになったら嬉しく思います。

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