転職。きっかけは??

西本 友実


始めまして。6月に入社致しました、兵庫エリア勤務の西本友実と申します。

前職は障害者施設にて生活支援員を行っていました。
主に知的障害をもつ利用者様が入所されているグループホーム内にて支援を行います。仕事内容として各職員がそれぞれ担当を持ち、ホーム内ではお家として安心して過ごせる様、個別支援計画から通院・金銭管理まで行います。 
一人一人の特性やこだわりなどが違う中、職員の対応の仕方一つで利用者様の様子も変わってきます。職員側の理解が乏しいと情緒の乱れから自傷につながってしまうこともあります。その反面、対応統一を職員で連携をとりながら行うと驚くぐらい柔らかい表情に変わることもあります。自分が立てた支援計画が利用者様にピタッとはまり表情よく生活されている姿にとてもやりがいを感じていました。
やりがいと同時に、担当をもつ人数が多くなり勤務時間が多くなっていきました。ホーム内で支援する時間と支援に必要な書類作成。 
子供と過ごす時間が少なくなっていることにも気付き始めました。
好きな仕事だからこそ辞める決断をするのに時間が必要でしたが、同僚に「支援員の代わりはいるけど子供にとって親の代わりはいないし子供と過ごせる時間って思ってるより少ないで」と言ってもらえたこと。子育てが終わった先輩からの言葉は自分の中で心に、すーっと入ってきた言葉でした。
退職してからの3ヶ月、去年1年間通して子供と過ごした時間とおなじくらいこの期間、過ごせたこと。会えていなかった友達と沢山会えたり、旅行に行ったりと楽しい時間を過ごせたことで又、新たな気持ちで仕事に付きたいと思える大切な時間になりました。

改めて仕事を探す際、福祉から離れることも考えて転職活動を行っていました。今までにしたことがない業界に飛び込むことも経験としていいのかなと思い色々な求人を見ていました。その中、したい仕事の候補から福祉の仕事が消えず自分がしたいことはやはり福祉の仕事なんだと気付かされました。
それからは福祉の仕事に職種を絞り、スキルアップができること、ひとりひとり効率ではなく寄り添った支援を行えることに重点をおき転職活動を行っていました。そんな時、ユースタイルの求人を見つけ、重度訪問介護という職種を知り、ここなら自分が行いたい仕事ができるかもしれないと応募させて頂きました。
   
今までとはまた違った命を預かる重みを日々感じています。利用者様の家に行って支援させて頂くことは勿論、医療的ケアは今まで経験がない分不安もあります。ですが、今自分に出来ることを一つ一つ丁寧に行っていくこと。出来ることを少しづつ増やしていくことで利用者様の支援にも繋がっていくと信じてこれから頑張っていければと思います。

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